見出し画像

ひとまず投稿50本目になるそうなので。~「バカめ」と「カリ城」の神訳~

ひとまず節目の50本目の投稿になるそうなので、
{抱きしめたい}とGALS!と石津彩おねいさん、
でやろうとしていたことを実行するべき時期かなと。

といふことで看板としては「心が和むなやごろう
おじさんの画像」をお楽しみ下さい、といふことで。

まあ当然本題はこちらにあるわけですが。

さて、今年の「銀英伝参り」は愛蔵版をセレクトした
為、かなりスタートダッシュがつかず難航しております。

まあでも颯爽と「トイレをこわされた戦艦」として
カーラ先生(川原泉)も大好きなユリシーズも登場
して来ましたし、ならばそろそろ「Nuts!」と
「カリ城」に絡めて納谷悟朗さんの話題でも振るのが
ちょうどよろしい頃合いなのかと。

晩年はイビチャ・オシムの声を担当していたことでも
知られる納谷悟朗さんですが、アニメ『銀河英雄伝説
(旧)』の第一声もまた納谷悟朗さんが演じられた
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツでした。
(新作に興醒めしたのは「バカめ(nuts)」ネタも
なかったし、旧作でトリューニヒトやってた人が
メルカッツやる暗愚采配でサッサと石塚運昇さんも
亡くなるあたりが因業だったなと)

もう何度と数カ所で書いてきたネタですので時系列で
述べますが、『宇宙戦艦ヤマト』の沖田十三艦長
◆納谷悟朗が発した「バカめ!と言ってやれ」があり、
これの大元ネタはWWⅡ末期の実話ネタで「Nuts!」
って有名なエピソードがあるから、その連綿を継いで
いる、ってことを抑えるのがまず一つ。

で、その連綿が『銀河英雄伝説(旧)』のメルカッツ
を経て『モーレツ宇宙海賊』第5話へ繋がる、といふ
連綿(もはや伝統芸)でもあるわけですな。
(ヨット部部長の敵艦の降伏勧告に対しての返事が
トラディショナルに則って「馬鹿め」であると)

笹本祐一と同世代でネタにも阿吽の呼吸が出せること
から話が大がかりに動く決断のサインの一つとして、
サトタツ(佐藤竜雄監督)は「バカめ」エピソードを
あえて挿入した、と観るべきなのかと。

まあ私はとあるゲームショップに長く通い続けていた
ことがありまして、その(後に店を継いで社長になった)
方はかつて一世を風靡した「もえたん」の編者の一人
でもあったのですが、かつて2chにも『萌える英単語
~もえたん~』のガイドラインスレッドなるものが
ございまして、そこに「カリ城」が元ネタの素晴らしい
例文がありましたのでもう一つ並べて語るならここかなと。

元ネタは確か
『萌える英単語~もえたん~』のガイドライン vol.2
ってヤツだったのでログをテキストで残していたの
だけど、これは今観ても神訳だな、と思えるものが一つ
あるのでそれを紹介してみたいかと。

steel the heart [連] 心を頑なにする
steal a person's heart [連]
知らぬ間にうまく人の愛情を得る
★ 伯爵は彼女の心を頑なにさせるが、
泥棒は彼女の心を盗むことができる。
☆ The count makes her steel the heart,
but the thief can steal her heart.

韻の踏み方も非常に綺麗で、「カリ城」にもまつわる
名訳いや神訳かなあ、と思います。

では節目もある程度語り尽くしましたので。
ひとまず投稿50本目になるそうなので。でした。