大人の休日クラブin山形(偽)(杪)
こんばんは
お久しぶりです
杪です
一応なんとかかんとか毎日投稿の体でやってきていたブログをしばらくお休みしていたのは……!
ブログの方向性を見直したためです
バカブログ!やめます!!
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さて、バカブログ卒業したら何書くんだい!って気になりますよね
インテリジェンスを高める記事を書きますよ!!
具体的には、知識の習得だったりユーチューブの実写動画で得た知見だったり、書評だったり……
インテリジェンスじゃない?という内容にします!!!
そしてインテリジェンスは付け焼刃ではいけんので週一投稿にします
一緒に高みを目指しまょうってねわら
私の最近のなんだかいい感じの体験は山形の鶴岡でのことです
先週、半年に一度の長期休暇という名の5連休だったので、友人に会いがてら山形の酒田に二泊してきました
(長期っていうには短すぎやしないかい??????)
泊まった旅館の風情がとてもすてきだったのでそれだけで酒田旅行は大成功でした
大正時代からあるというお部屋に泊まらせてもらい文豪みたいな気持ちで動画の編集をしたりしました
お部屋の様子はこちらです
最後は見慣れぬ鍵に手間取っています
(鍵を破壊しているように見えますが外れるパーツなだけなので何事もなかったかのようにつけました)
もちろん二日の間にスムーズになりました!
これも知性ってやつですか?
ちなみにお部屋とお部屋の間の鴨居がとても低くて通るたびに頭をぶつけていましたがこれも二日目の午後にはなくなりました
成長ですね
こちらのお宿はご飯もおいしいです
至れり尽くせり……
そしてなにより、風情は残したままにとてもきれいです
お風呂とお手洗いは共同ですが、脱衣所と洗面所から鍵がかけられるので全く気になりません
Wi-Fiも通してくださっていて宿の方の心遣いに大感謝といったところです
酒田の観光地はどこもかしこもそういった様相でした
町は閉店してしまったモールや古びたスナックばかりでお昼はやっていないところが多かったのですが、観光地だけはピカピカ
お手洗いなんかの必要不可欠な設備は真新しいし清掃が行き届いています
でも観光地に行ってみて出会うのは一組二組
どこからそんな整備費が……?
と疑問がわきます
次回はその謎について調べてみようかと思います
ちなみに、観光地で得た酒田知識によると
酒田の地が隆盛を極めたのは本間家という北前船で富を気づいた一族の三代目光丘さんの代だそうです
日本各地との貿易で富を築き酒田の防砂林整備や防火対策や財政改善など様々な面で酒田の地の発展に寄与したそうです
酒田にはこの人しかいなかったんか??となるくらいには光丘さんの話だらけでしたね(もちろんそんなことないです)
気になったらぜひ酒田に行ったり調べてみたりしてみてください
江戸時代の半ばから何とか昭和初期位の短いんだか長いんだかわからない期間に咲いて散ったという感じの酒田の歴史が見て取れます
さて、ここからが本題です
今まで酒田のお話をしてきたわけですが
舞台は酒田からやや南下した鶴岡に移ります
旅行も終盤
三日目の午後
なんとはなしに電車で鶴岡にやってきてみました
酒田で久しぶりに会った友人によると
「最近では鶴岡の方が観光地然としてる」
とのことだったのでおいしいお昼ご飯でも食べて空港に向かうぞ~♪
なんてわくわくうきうきのこのこ鶴岡に降り立ったわけです
荷物が邪魔なのでロッカーに預けます
小銭が足りないので手ごろなお土産を駅に併設されたお店で購入
700円をねん出します
荷物を放り込んでさあ行くぞ!
と意気揚々と足を進めて15歩くらい
そういえば空港までのバス停ってどこかな?
初めての地ですから最終的な目的地を事前に確認しておく
知的な行動です
……
おや?
おやおや???
スマートフォンがないね????
ロッカーにいれてきちゃったみたい!
15歩引き返して700円をなかったことにすればスマホは取り出せる……
でもほんの5秒くらいのために700円払ったことになるのはどうしても癪だったのでスマホなしで繰り出すこととしました
いうて観光地ですからね
空港への行き方はもちろんおいしいものだってそこらで紹介されちゃってるでしょ♪
旅行先でデジタルデトックスなんて乙よね♪
との気持ちで周りを見渡すと
はて?活気はあんまりないみたい
看板を見てみると観光地は確かに書いてある……
でも一時間ちょっとの持ち時間
スマホがないので時間の確認も満足にできない
次のバスを逃したら飛行機を逃す
そんなチキチキレースに参加した私に徒歩で20分は優にかかりそうな観光地に記憶だけで向かうのはさすがに気が引けてしまいました
近場で鶴岡らしいおいしいもの食べるのが一番よね♪
駅の向かいには鶴岡をテーマにした食を提供する飲食店が6店舗位入った観光拠点が……!
ここでいいじゃーん!と
心を弾ませ扉を開くとそこに待つのは静寂
え……?
生存者は私だけ?????
びっくりして一時撤退
なんでもない風に建物の外周を一周してもう一度中へ……
やはり人の気配はなし……
勇気を振り絞って進んでみると観光案内コーナーに一人のおじいちゃん
ここで空港に行くバスはどこで乗ればいいのか聞くか
と至極真っ当な選択肢を提案する私と
こんな怪しいところで人に話しかけられないよ~とチキチキにチキる私
カウンターのおじいちゃんを中心に半円を描くようにフリーペーパーを眺め……
すごすごと撤退しました
空港へのバスはわからず
それにしても駅周辺でやっている飲食店が見当たりません
本当に酒田より観光地???
もしかして出る方向を間違えちゃったのか💡
地下道でヒールをかつかつ響かせ反対側に!
そこに広がるのは工業団地!
少し進んで地図を見ると工業団地!工業団地!工業団地!
こりゃあまいったね!ってことで急いで地下道を引き返しました
今何時なんだろうな~おなか減ったな~空港には行けるかな~
漠然とした不安感が募ります
それでもご飯を食べることは諦められません
さっきよりもう少し駅から離れてみようと駅を背に適当に進んでいると飲食店らしきお店がちらほら
もちろんやっていない!
もうお手上げ!!!!!!!
と思ったとき!
あれは……喫茶店???
こじんまりとした小洒落たお店のドアが開いているではないですか!
これを逃すわけにはいかん!
お店の前まで来てみると
珈琲店 コフィア
https://goo.gl/maps/rndijWXgPNSDeCQP9
ふむ、珈琲と日本式洋食なんかがいただけそうじゃない?
お店の中には蛍光っぽい白のジャケットなんだか丈の短い白衣なんだかをネクタイを締めたシャツの上に羽織り同じような白い前掛けをしたおじいちゃんが豆をふるっていました
お店には私以外のお客さんはおらず
一人客だけれどもカウンターに座る勇気はでなかったので入口近くの一番端のテーブルへ
やっと食べ物にありつけるな……とメニューを開くと
さすがは珈琲店
珈琲しかありません
軽食なんぞ邪
ということでしょうか
思った以上に通なお店なようです
困った!
珈琲は毎日のように飲めど味なんてわからない
ドリップがいるのかいらないのかもわからず直でお湯を注いじゃうような
そんな……珈琲赤ちゃんの私は場違いでは……?
でもやっとたどり着いた開いているお店から出るわけにはいかない
バスは16:17
現在時刻は15:10
現在地から空港行きのバス停までどのくらいかかるのかはわからないけれど
私の予想ではバス停は駅前
それなら16時頃にお店を出れば余裕だろうとあたりをつけ50分ほどくつろぐと決めました
ちなみにこちらのお店は
らしいです
さて、改めてメニューを見ますと
マタリ・モカ、ブラジル、タンザニア、マンデリン
ドルチェ・ブレンド、ロトンド・ブレンド、アマレット・ブレンド、アマーロ・ブレンド
珈琲のエキス、チョコチーナ珈琲
……等々
ストレートからブレンド、アレンジまで……
私は、ここはやっぱりストレートっしょ????
と通ぶり
まろやかな酸味、トロリとした甘味持つというタンザニアをオーダー
甘味につられてるのがキュートポイントです
うむ……確かに……?
いつも飲んでいる珈琲とは全然違う……
月並みだけれど、"深み"がある……!
甘味があるからなのかごくごく飲める
でもストレートのままだと物足りないかも?なんて思って一口ごとにミルクを足したりお砂糖足したりしました
やばい……秒で飲んじゃったね
まだ15:20にもなってない!
どうする??
店主の方に「空港行のバスってここからどのくらいのところですか?」って聞く????
とか
机にお花が彫ってあってかわいいな~
壁にかかってる絵、おしゃれ~~
なんて思考を散らしてみるも2分くらしかたたない
そんなこんなで頭の中だけ騒がしくしていたら店主さんの知り合いで常連さん然としたおじいちゃんが登場
注文せずに珈琲が出てきます
うらやましいですね
そんな行きつけを作りたいものです
やってきた常連さんと世間話が繰り広げられ
さらに初めてらしきご夫婦もご来店し
いよいよ店主の方に話しかけるタイミングを失った私は迷ったあげくもう一杯珈琲を頼むことにしました
この段階では珈琲とかお土産に買っていくのも愉快かも
と思っていたので好みの味を見つけようとマタリ・モカを注文
こちらの方が好みでした
以前はあったもう一種類のモカと比べるとやや野性的でコクが有るらしいです
こちらもミルク入れたりお砂糖入れたり味変しながら……と思っていたのにブラックがおいしくて入れ時を見つけられないままブラックで楽しんでしまいました
ただ後になってGoogleのレビューを見てみると珈琲のエキスが特筆すべき品らしい……
少し悩んだだけに飲まなかったことがとても悔やまれます
きっとなかなか次に来店する機会は来ないであろう鶴岡の珈琲店
蜃気楼みたいですね
珈琲カップは空になり、手持ち無沙汰に店内を見回すと
店主の方は豆の配達の電話対応や予約の入っていた豆の準備なんかでせかせかとしています
気づくと時間は15:50を過ぎ、ここで豆を頼んだら飛行機を逃す……
残念ですがお会計して出ました
珈琲二杯だけをそわそわしながらも1時間かけてたしなむ優雅な時間でした
そのまま駅に戻り、ロッカーから荷物を取り出しスマホを持った時の安心感
悲しいです
スマホをもって6年目
こんなにも依存しているなんて……
でも、駅前に空港行のバスが停まるのもすぐわかるし
暇つぶしもできるし
手放せないな……
この離せないけど離したい気持ちのせいなのか
旅行に行くとロッカーやらホテルやらに必ずスマホを忘れます
強制デジタルデトックス
もしかしたらそのおかげで珈琲店には出会えたのかも
と思うので全くの無意識ではありますが
強制デジタルデトックスはやめないでしょうね
でも今度は旅の中盤、行き帰りなんかには関係ないところでしてほしいです
反省点を見いだせる!
知的です!
いつかデジタルデトックス旅を企画でやりたいです
では!
長くなりましたがこれからもよろしくお願いします
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