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治ってはいない(個人の感想です)

私は境界性パーソナリティ障害を寛解維持、はす様は反社会性パーソナリティ障害を寛解維持している。

私のパートナーがはす様になって4年を経過した。互いが愛着基地となっている。治ってはいない。しかし独身時代の激しい感情表出・問題行動を思えば、今の感情や行動は目くじらを立てるほどではない。『その人らしい』のうちになってきた。

互いの表面的行動に振り回されず、何が本質にあるのか観察し見極める。外傷的育ち・トラウマ・発達障害について知識を深める。寄り添う。揺らいだらいい。悲しんで、苦しんで、怒っていい。しかし私あるいは僕の所へ必ず帰ってくること… 一緒に住んでからこの春で2年。私もはす様も振れ幅がsin波とcos波を足したように緩くなってきたと感じる。

治ったとは言わない。本来のキャラクター、性質、性格、経年変化が加わって穏やかに過ごしている…と表現しようか。別人のようになってしまって、以前のそれぞれを知る人から見ると認識してもらえないんじゃないかと思ってしまう。免許証の写真の人相が全然違う。

「どうにもなりません。一人暮らしのアパートに缶詰にします」と前居住地の障害支援がはす様に烙印を押して実行されてからの回復。うん、『リカバリー』の状態なのだな。

(障害者計画支援をまるっきり無視して回復したので、現居住地でもレジスタンス扱いされている。B型事業所等どころか、不動産屋や補聴器店、役所…ありとあらゆる所でリークされててそれはそれで気色悪い。別の機会にまた)

私の方は元々就労していた期間もあったので、再就職に向けて整えている。

治らない、しかしどうにもならない病気ではない。助かる道筋はある。治まる、収まる道具や人に出会える時が来る。病中さなかの人にも希望を捨てないでいてほしい。

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