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【コラム】子どもの目は親が守る

保育園栄養士のとろみです。

こどもにYouTubeなどの動画をつい長時間見せることってありませんか。

不安が募るパパやママも多いと思います。

液晶ディスプレイに映し出される映像だけでなく、リアルな世界には、楽しいものや美しいものがあふれていることを教えてあげたい、気づかせてあげたい。目のためだけではなく、子どもの成長に大きく影響するからこそ、親は自然と不安になるのかもしれません。

でも大丈夫。お子さんの年齢が低いほど、子どもの視力低下は親のサポートで挽回できるところがあります。ぜひ一緒にケアしていきましょう。

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子どもたちを取り巻く「眼」環境は?

2017年に慶應大学眼科教室の近視研究チームが東京都内の小中学校で近視の有病率を調査したところ、小学生で76.5%、中学生で94.9%という結果になったそうです。
新型コロナ流行による新生活様式やスマートフォンの普及、タブレット学習が増えたり、外遊びが少なくなったなどが大きな要因だと考えられています。


視力低下予防の具体的アクションとは?

1、休息をとる

ホットタオルなどで目を休ませるのもいいです。ホットタオルはタオルを水に濡らして固く絞り電子レンジ500ワット1分ほどで簡単にできます。5、照明に気をつける
蛍光灯を使われる場合は古くなると点滅が大きくなるので目の疲れの原因となってしまいます。蛍光灯を使われる場合は、こまめに交換するようにしましょう。

2、姿勢に気をつける

背筋を伸ばしてお腹に力を入れるだけでも姿勢は良くなります。

3、外遊び

今の子供を取り巻く環境は、スマホゲームや携帯などで手元を見ることが多くなっています。外で元気に遊ぶことが目にも体にも良いです。

4、バランスの良い食事

極端なダイエットなどで食事内容が偏ってしまうと、目に行き届かず不調の原因ともなってしまいます。目の健康におすすめの栄養素も意識して取り入れましょう。



目の健康におすすめの栄養素とは?

健康の基本は食事。目に関しても同じです。健康で元気な目を保つためには、きちんと栄養を摂ることが大切です。目に良い栄養素にはどんなものがあるでしょうか。


アントシアニン
・ブルーベリー、ぶどう、カシス、青紫蘇など
・アスタキサンチン含まれる食品
・鮭、イクラ、カニ、エビなど

ビタミンA
・レバー、うなぎ、たら、にんじん、かぼちゃなど

ビタミンB1
・豚肉、玄米、レバー、うなぎ、大豆など

ビタミンB2
・卵、レバー、納豆、牛乳、ほうれん草など

ビタミンB6
・卵、レバー、カツオ、マグロなど

ビタミンB12
・豚肉、レバー、玄米、アサリ、マグロなど

ビタミンC
・ブロッコリー、レモン、アセロラ、小松菜、キウイ、ゆずなど

ビタミンE
・アーモンド、ナッツ、うなぎ、アボカド、かぼちゃなど

ルテイン
・ほうれん草、ブロッコリーなどの緑黄色野菜、とうもろこし、卵黄など

βカロテン
・にんじん、小松菜、ほうれん草、ニラ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜

カテキン
・緑茶など

カルシウム
・牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、豆腐や納豆などの大豆製品など

タウリン
・タコ、イカ、貝類全般など

亜鉛
・牡蠣、レバー、牛肉など

アミノ酸
・タコ、イカ、貝類など

DHA
・マグロ、鯛、ブリ、アジ、イワシなど


いかがでしたでしょうか?
子どもの健康、子どもの成長を誰よりも願う忙しいパパやママたちの一助となれたら幸いです。

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