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【コラム】海外の子供たちもウキウキなクリスマス料理事情

保育園栄養士のとろみです。

明日はクリスマスイブですね。

保育園でも子供たちにサンタさんから「24日にプレゼントを持っていくよ。」と書かれたお手紙をもらったりして子供たちも大興奮でクリスマスを待っています。

僕ねー〇〇をサンタさんにお願いしたんだ。〇〇来るのが楽しみなどの話しもしてくれます。

とってもかわいいです♡♡♡

飾りつけもサンタの靴下やツリーの絵など華やかです。
12月のカレンダーは、1日から23日まで1枚、1枚剥がすと1枚のサンタの絵になっているという楽しいサプライズも先生が作っています。
サンタクロースの歌など可愛い声が聞こえています。

クリスマスの食べ物といえば、クリスマスケーキやチキンが定番ですが、年々多様化しています。
そこで今回は、世界のクリスマス料理をご紹介します。
聞いたことがある料理やデザートも多いので、お子さんが好きそうなものあれば取り入れてみてはいかがでしょうか?

メリークリスマス♪♪♪


アメリカ

七面鳥、マッシュドポテト、グレビー。そしてデザートには、フルーツケーキを食べます。

フルーツケーキ

クリスマス時期の贈り物の定番です。この時期は2、3個ほどご家庭にあるそうです。この伝統は昔、乾燥果物やナッツが高級品とされていた頃、自分の富を見せつけるため特別な日だけにフルーツケーキを食べていたのが由来です。

フルーツケーキはアルコールに浸す工程により、とても長持ちするそうで、2017年には107年前に作られたケーキが見つかり、なんと「ほぼ食べれる」状態だったそうです。とにかく、日持ちのするケーキなのですね。


スウェーデン

ユールシンカ:皮のない豚もも肉を約3週間塩漬け、熟成させたハムにマスタードを塗って食べます。
ジンジャークッキー、ルッセカット(サフラン入りの黄色いロールパン)が定番です。

ジンジャークッキー

人の型(ジンジャーブレッドマン)になったのは16世紀。イギリスのヘンリー8世(1491年~1547年)が当時流行していたペストの予防に生姜が効果的だと知り、生姜を食べることを国民に推奨し、国民が国王に似せて焼いたのが始まり。生姜やシナモンなどの強い香りのする香辛料は、魔よけの意味を持つことから、家族の無病息災を願いクリスマスシーズンに作ってツリーに飾るようになったという話もあるそうです。



イギリス

ローストターキー(七面鳥の丸焼き)、クリスマスプディング(イギリスの伝統的なクリスマスケーキで、テーブルに出される前に温めなおしてブランデーをかけて火をつけます。)、ミンスパイ(パイ生地でくるんだミックスフルーツパイ)が定番です。

ミンスパイ

イギリスの伝統菓子ミンスパイ。
ドライフルーツやスパイスが沢山入った甘いお菓子です。
クリスマスの日から1月6日の公現祭まで、毎日一つづつ食べると幸せな1年を送れるとか、パイ生地を練る際に反時計回りで練ってしまうと悪運を呼び寄せてしまうとか、様々なげん担ぎがあるのも、伝統を感じさせますね。

また、サンタクロースの好物とも知られており、子供達はイブの夜にミンスパイとブランデーを置いてベットに入る習慣があります。


フィンランド

ヨウルキンク(厚切り豚ハムを焼きマスタードをつける)、リーシプロ(ミルク粥味付けはシナモンシュガーやベリーソース)、ロソッリ(サラダ)が定番です。

ヨウルキンク(豚ハム)

時間をかけて低温で焼いたヨウルキンックをテーブルの上に乗せて、薄く切り分けて食べるのがフィンランドの伝統です。



イタリア

パネトーネ(発酵させたパンにドライフルーツをたくさん混ぜたドーム型のパン)、カンネローニ(筒状のパスタの中に詰め物をしているパスタ料理)が定番です。

パネトーネ

パネトーネは、ミラノ発祥のイタリアの伝統菓子です。食感はやわらかいパン菓子のようで、ラム酒の香りがふわっと広がります。日持ちがし、ドライフルーツは日を追うごとに味が変化するため、味わいの違いを楽しむのもパネトーネならではの醍醐味です。


いかがでしたでしょうか?
海外のクリスマス料理も調べてみると案外日本でも手に入るものがありましたので、気になる料理あればチャレンジしてみてください。
イベントをきっかけに家族団らんが深まること、心から祈っています。

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