無味無臭な生活

私は早朝からお弁当の簡単な調理から盛り付けをしている。

そのため店に一番最初に入る。

３時起きで4時10分に家をでて駅まで20分歩く。

始発までは余裕をもっていたいので、駅で10分くらい待っている。

そんな毎日を過ごしていた。

先日、２時半に目が覚めて目覚まし機能をはずした。

もう起きてしまおうと思ったからだ。

なのに

なぜか寝てしまい。

起きたら4時10分。

家をでる時間だ！

ぎゃあ～～～って心のなかで叫び

歯磨き、トイレを済まし着替え

食べる予定だったパンをリュックにいれ

4時15分に家をでた。

そして競歩かっ！ってくらいの足さばきでひたすら前を進む。

ホームについたらパンをかじりながら化粧をする(笑)

始発にのる人は少ないので誰も見ていない

電車の中で化粧をする女性を見るたびに

あ～こんな風に顔が出来上がるのねとか

よっぽど時間がなかったのねとか

それを見ていて自分の娘がそれをやっていたら嫌だな。とか

色々思うことがあった。

そんな私がパンをかじりながら化粧をするなんて(笑)

なんてこった。

でも私が遅れたらみんなに迷惑をかける

諦めたら終わりだ

そんな使命感だけでやっている。

特にここ１ヶ月は、ほんとひどかった。

人が辞めても店が回るよう休みなく滞りなくやるのは無謀で

その隙間に面接や調整、店でのトラブル。

他の販売先に行ってもしょっちゅう連絡が入ってくる。

家に帰ってからもパソコンを開け発注。

異常だった。

家に帰ってから２時間半後には床につく。

そんな生活をしてきた。

「店長なんだから当たり前だ。」と思われるんじゃないか
いつも心の中にそんな言葉がよぎる。

でもたまに思う

もうちょいゆるく甘えて

できないできない！って頼ったほうがいいんじゃないかと。。。

じゃないと私が壊れそうだ。

そんなことを考えながら食べたパンは

なんの味もしなかった。

やっぱりゆっくり余裕をもたないと。

そんな当たり前のことを考える時間もなく今日まできた。

度々心配して声をかけてくれる友達がいて

からだ壊さないようにね

ちゃんと食べてる？って。

それがあとからじんわりくる

ちゃんと食べてるよ！

ありがとう