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☆ 絵の力

絵の持つ力について考えてみた話。

突然の風刺画

寮のdiscordで突然ある住民が寮の風刺画を上げた。
風刺というからには当然批判的な内容だ。

結構驚いたし、「やっぱりこういうことを思っていたんだな」と感じた。
正直わざと黙認していた部分が書かれてた絵だった。
(これについては別の記事で話す。)

絵の力は強い。
人の心を直接的に震わす。

左脳(言語)を介せず、右脳で解釈させる。
すなわち作者の意図を相手にダイレクトに届けることができるのだ。
文章よりも人の奥底まで届くことが多々ある。

しかし一方で、解釈にゆらぎが生じてしまう。
作者の思ってないことも解釈して作ってしまうかもしれない。
全く逆のことを感じ取ってしまうかもしれない。

絵だけでは上の図のようになってしまう。
つまりコミュニケーションの手段としては、絵は不十分なのだ。
深さと強さは強いこともあるが、あくまで一方向性しか担保されない。

ざっくりいうと、
解釈はあなたに任せますよ〜。
合ってるかは知らんけど。的なスタンス。

んじゃどうするか?
文章で補助線を引いてあげるしかない。


こうなればある程度は伝えたいことが意図した通り伝わるだろう。
絵の力を担保しつつ、自分の意見を伝えることができる。

結局は文章力

結局文章力で伝わるかが決まる。
上図の補助線もうまく引いてあげないと、逆に変な解釈をされてしまう。

文章は推敲し放題だ。
対面でのコミュニケーションが苦手でも、
理想を追い求めることができる。

文でのコミュニケーションが主流になってきている今、
文章力は磨き続けることが必須だなあと思った一件だった。

不一

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