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北海道コンサドーレ札幌バドミントンチーム 解体新書 S/Jリーグ昇格を勝ち取れるか

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北海道コンサドーレ札幌は、サッカーだけではない。

総合型地域スポーツクラブを目指す札幌は、男女サッカーチームだけでなく、バトミントンチームカーリングチームも持っている。

そして今、同じ北海道コンサドーレ札幌の名を冠したバドミントンチームのS/Jリーグ昇格に向けた戦いが始まろうとしている。

この記事では、そんな北海道コンサドーレ札幌バトミントンチームについて解説していこうと思う。

北海道コンサドーレ札幌バトミントンチームとは?

北海道コンサドーレ札幌バトミントンチームは、札幌が総合型地域スポーツクラブを目指す活動の一環で作られたチームだ。そして札幌が初めて保有する他競技チームでもある。(現在はカーリングチームも保有している)

数あるスポーツの中からバドミントンが選ばれたのは、老若男女問わず楽しめる生涯スポーツであること
北海道が全国3位という競技人口を抱えていること
アジア人気が高く、アジア戦略のコンテンツになること

という3つの理由からである。これらの理由が北海道という土地柄、そして札幌の方針と合致し、バドミントンチームを立ち上げるに至っている。

北海道コンサドーレ札幌バドミントンチームが所属するのはS/JリーグⅡ。トップリーグであるS/Jリーグの一つ下位に当たるリーグだ。目標であるS/Jリーグへ昇格条件は、S/JリーグⅡで優勝すること。バドミントンチームは2017年の立ち上げ以降、チャレンジリーグ男子2部優勝、チャレンジリーグ男子1部優勝、S/JリーグⅡ準優勝と毎年確実に歩を前に進めている。今季のS/Jリーグ昇格にも期待できそうだ。

バドミントンチームの監督・選手たち

コーチ

名誉監督 谷浦隆

長年札幌静修高校の顧問と北海道バドミントン協会強化委員を務め、北海道のバドミントンに尽力し続けた後、コンサドーレバドミントンチームの総監督に就任。今シーズンからは名誉監督へと肩書きを変え、一つ上の立ち位置からチームを見届ける。

監督 吉田仁

2014年から北海道と札幌のバドミントン協会強化委員を兼任した後、コンサドーレバドミントンチームの監督に就任。2年連続でチームを昇格に導き、初のS/JリーグⅡで準優勝を成し遂げたコンサドーレを率いる名監督。
今年はチームを優勝と昇格に導く。

選手

キャプテン 6   大越泉

バドミントンチームを率いるキャプテン。チーム発足時から所属している数少ない選手だ。NTT東日本時代には世界ランク1位の桃田賢斗選手とともにプレー。ダブルスをメインに活躍しており、スマッシュを得意技としている。試合でもそのスマッシュでチームを引っ張る。 

1   齊藤大樹

2022年内定が決まり、北海道に帰ってきたバドミントンの"鮭"。代表に入ることを目標としている。若手らしい勢いあるプレーでチームに貢献したい。

2   近藤聡

小樽出身の道産子。怪我に苦しみながらも道内優勝経験のなかった旭川実業を優勝に導いた苦労人。得意ショットはスマッシュとサーブ。最近始めた瞑想により、ストレスから解放されぐっすり眠れるようになったらしい。瞑想パワーと旭川実業の経験を活かし、チームを昇格に導けるか。

3   山澤直貴 

今年新加入したルーキープレイヤー。富岡高では高校3年時に全国高校総体シングルス優勝を経験している超実力者だ。ダブルスでは本田大樹選手とコンビを組み、全国高校総体3位という結果も残した。相手からミスを誘えるようなプレーを心がけており、相手の足を止めるショットを得意としている。相手を翻弄するプレーでチームの勝利に貢献したい。

4   本田大樹

山澤選手と同時加入したルーキープレイヤー。ダブルスを得意としており、猪苗代中3年時に全国中学ダブルス王者、富岡高3年時に全国高校総体3位、龍谷大時代にはインカレ3位といった錚々たる結果を残している。ゲーマーであり、ゲームが最強の練習方法だと豪語している。日々の練習とゲームで鍛えた力がどう発揮されるか注目したい。

7   渡辺俊和

小中高大でずっと主将を務めたキャプテンシーの塊。大学では24年ぶりのインカレ男子団体優勝と翌年の2連覇に一役買う活躍を見せた。4月初旬に膝を手術する大怪我を負ったものの、その間に「時間軸の捉え方」を意識することで精神的に成長。怪我を乗り越え成長した姿をこのリーグ戦で見せつけてほしい。

8   三浦 將誓
 
バドミントンチームの料理人(!?)。YouTubeや選手ブログに料理の作り方をよく載せている。そんな三浦選手のおすすめ料理はチャーシューだ。バドミントンの得意技はスマッシュ。アピールポイントもスマッシュ。試合ではその強烈なスマッシュを決めることができるか。

10   吉原康司
 
J3に所属することでお馴染みのAC長野パルセイロバドミントンチームから加入した道産子プレイヤー。高校時代にはシングルスで北海道ベスト16、ダブルスで北海道優勝、全国ベスト32という華々しい結果を残す。今季は怪我に悩まされるも、フラストレーションを力に変えて練習に取り組んでいた。その成果をS/JリーグⅡの舞台で見せつけてほしい。
(あと飼ってる猫がめちゃくちゃ可愛い笑)

11 辻凌也
 
2022年加入内定が発表されたニューフェイス。現在所属する中央大学では主将を務める。S/JリーグⅡの舞台で早期プロデビューを果たせるか。

↓コーチ・選手の各種プロフィールはこちら

終わりに

チーム発足時から目標としているS/Jリーグまであと僅か。個性豊かなコーチと選手に、応援してくれるパートナーやサポーター、バドミントンチームに関わる全ての人の力を合わせ、昇格を勝ち取る戦いに挑む。

戦いが終わり、北海道に帰ってきた時には、優勝楯を手に勝鬨をあげてくれると期待している。

夢の舞台まで、あと一歩だ。

↓試合のライブ配信はこちらから

     試合前にルールを確認!コンサドーレが解説する
↓「3分でわかるバドミントンのルール」


リラ・コンサドーレについて解説した記事もありますので、こちらの方も是非よろしくお願いします!

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