【読書感想文 #2】 自分でできる子に育つほめ方・叱り方
先週に続き第2弾です!
この本もかなり読みやすかったので、一気に読んでしまいました。
子育ては各家庭によりけりだと思いますが、自分はけっこう参考になるな〜と思いました。
概要
モンテッソーリ教育、レッジョ・エミリア教育について研究を行ったオックスフォード児童発達学博士である著者が実際の事例を紹介しながら、子どものほめ方と叱り方に関して知見を述べている。
この本でのほめ方・叱り方は、3~12歳を対象としている。
印象に残った内容
①子どもへの要求を考え直してみる
ここを読んでから、子どもに何かを伝えるときには『子どものため』か『大人の都合か』を立ち止まって考えるようになった。
自分もよく「〇〇はダメだよ」と言ってしまう(本来は否定的な表現は使いたくないがついつい言っちゃう)ことが多かったが、例えば、『怪我につながる』なら伝えるし、『部屋を散らかされるのが嫌』なら(状況にもよるが)伝え方を変える。
後者は、子どもと一緒に遊んであげて、終わった後で一緒に片付けたら良いだけなので、『ダメ』なのは『大人の都合』でしかないと思う。
朝の忙しい時間とか心に余裕がないときは立ち止まるの難しいな〜なんて考えながら、少しでもこのような接し方ができるようにしていきたいと思った。
②ほめるときの3つのポイント
これらは常に意識していきたいと思った。
特に3の質問については、Yes/Noクエスチョンではなく、オープンクエスチョンの方が良いというようなことが書かれていた。
また、以下にあるように大人がコメントすることよりも、子どもが自分の考えを積極的に言えるような空気作り・接し方が大切だとわかった。
③子どもがのびのび育つアクティブ・リスニング(傾聴)
よくやっちゃってるなと思ったのは、『子どもが言おうとしている(だろう)ことを先読みで言っちゃう』と『ながらで対応する』こと。
こっちが先に「〇〇だね」と言ってしまい、子どもが「◯・・・」とせっかく言おうとしていたのに言いあぐねてしまうということがよくあった。
また、家事の最中などに子どもに話しかけられたときはついつい作業をしながら受け答えしていた。
アクティブ・リスニングは今後意識してやっていきたいと思った。
これから
NGなほめ方・叱り方でやっちゃっているものもあったので、そこをなおしていく
アクティブ・リスニングを意識する
子育ては無理せず、のびのびやる(正解・不正解とか考えすぎない)
以上です!
最初にも書きましたが、子育てに対する考え方は千差万別で、家庭によって全然違うと思います。自分はなるほど・たしかにと思うところが多かったので、積極的に子育てに取り入れていきたいなと思いました。
うちの子はまだ2歳半なのですが今のうちからできることはどんどんやっていきたいと思います!
また、以前は小・中学生対象の学習塾に勤めていたのですが、むしろその頃にこの本に出会いたかったと思いました。笑
本に書かれていることは生徒指導のときにも参考にできると思いました。
気になった方は是非読んでみてください!
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