がんから復活できた!
がんが発見されたのは、40歳の時だった。
27歳の時に、焼き鳥屋を目指して転職してから13年
やっとの思いでお店を持てると張り切っていたのだが
なんとオープン15日前に、がんが発見されてしまった。
ありゃりゃ最悪~~これが精巣腫瘍という睾丸のがんだった。
焼鳥屋のオープンは諦めざるをえなかった。
すぐに睾丸を取り除く手術、そのがんは肺にまで転移していたのである。
3回に分けての抗がん剤治療と、肺のがんを取り除く手術。
半年近くの入院生活から、完治して退院はしたものの……
社会というのはなんと残酷なのか
40歳の自分には、嫁さんと子供二人がいる。
入院するまでは、店長経験、次長、部長とずっと上の役職でいた。
それだけに人に指図されるのは嫌なのである。
あの頃、色んな仕事をしたものだ。
訪問販売や現場仕事、棚卸の仕事、飲食店でも働いたが
なにをしても続かないのである。
おまけに、面接の電話をしても断られるし、面接にも落とされる始末。
アルバイトで食いつないで何とか家族の生活は守ってきたが、
早く定職につかないと、自分がダメになる。そして家庭もダメになる。
そんな時にある焼き鳥屋の出会いが自分を変えたのである。
そのお店は、働いたからと言って給料がもらえるわけでもないお店で
自分の力で、お金を稼がないと生活していけないシステムだった。
完全歩合のお店である。
自分が、そのお店で働くようになったけどいきなり経営者だ。
給料は、毎月まちまちで2人の従業員の給料も払わなくてはいけない。
そんな時に自分はこのお店の売り上げを上げて、いずれは飲食店コンサルタントをやろうと心に決めたのである。
自分は、1年ごとに目標を設定していった。
毎日の駅前チラシや、企業回り、家へのポスティング、新聞折り込みなど何でもやりました。
お客さんはどんどん増えていき、地域でも有名店になっていった。
これに自信を持った自分は、まずは焼き鳥屋専門の開業アドバイザーをやることを決意して、ブログを始めたのである。
ブログでは、自分の日記や思いをたくさん書き続けたのである。
最初は、みんな「ブログだけで仕事なんか来ないよ」なんて笑われたものだ
そのブログがこちらです。⇒https://yumenokuni.xsrv.jp/yakitorihanjyo/
ここから、どんどん脱サラから焼き鳥開業を目指す人からの質問や相談が来るようになっていったのである。
そして、僕の元に依頼に来てお店をオープンする人も出てきたのである。
その陰には、妻の協力、そして僕の周りで僕の事を助けてくれている人がいたからできた事であります。
そんな人たちへの感謝の気持ちを忘れてはいけない。
がんが自分を変えてくれたこと。
病気するまでは、順調だった。すべてが上手くいきすぎくらい順調だった。
そんな中で、自分は天狗になり自分が凄い人間だとうぬぼれていたのかもしれない。
病気になった時、その後は非常に苦しいことばかりだった。
何をやっても上手くいかなかった。
そこで、今までの自分を見直し悪いプライドはすべて捨てることにした。
そして、謙虚で素直な自分になろう、そして感謝して生きようと決意したのである。
そんな自分になった時に、いいことが多く舞い込んできたのである。
一度失くしたと思った人生やけど捨てたもじゃないですね。
現在、がんから復活した軌跡を本で販売していますので確認してみて下さい
参考になったという方はサポートお願いします。サポートして頂いたお金は、 飲食店コンサルタントの仕事に使いたいと思っております。どうぞ宜しくお願い致します。