愛鳥の幸せな鳥生。

愛鳥歴10年。前文鳥は私の鳥への知識不足と、薬の強制投与により驚かせ、死に追いやってしまいました。
ショックからもう鳥は飼えないと思っていましたが、インコを保護した事から、又鳥との生活が始まりました。
ただ私の生活環境から将来一人ぼっちの可能性で、ストレスを与える環境になりかねないので、里親へ託しました。

保護した事でTwitterや鳥飼さんの生活を目にすることが多くなり、私が経験した事と、愛鳥さんの不意の死、原因不明の死因が多くあり、その原因がストレスがかかり呼吸困難での死亡が多いのではないかと疑念を持ちました。
元々自信の体質もあり、東洋医学や世界最古と言われるアーユルヴェーダの医学に興味があり、独学でアレルギーの体質改善をしました。そして今回又色々自分で身体の仕組みを調べたり、看護士の友達に聞いたりしたところ、やはり確信を持ちました。
人間の言うところ『心筋梗塞』『心臓発作』に当たり、緊張してドキドキする事で、血圧を高くし、アドレナリンが発生します。アドレナリンは心臓に刺激を与える有毒になります。
小さな小動物は特に人よりも元々鼓動が早く、5倍~10倍程度の脈拍を打っていますので、その鼓動が緊張やストレスで早くなると、どれだけ死に至りやすくなるか、愛鳥家の飼主様は把握しなければいけません。

そしてもう一つの懸念は、現代の常識となっている西洋医学とは。
西洋医学は、対処療法と言われており、薬や手術で悪くなっている部分に効果のある薬を与えたり、その部分のみを取り除いたりします。
それは勿論良い場合も多くありますが、その半面、薬には副作用と言うものがあり、又弱った身体の場合、科学物質への拒絶や副作用が多く作用し、本来の目的の作用よりも悪い作用が残る場合もあります。
手術の場合、その『病気』の一番悪くなっている箇所を取り除くことで、最悪の状態を逃れる事は多いと思います。
ですが、最初に言った通りそれは対処療法に過ぎず、その『病気』はどうしてなったのか、その根本的な原因を取り除かなければ、又歳月かけて同じ悪い物を蓄積して行く事になります。
例えば、学校のプールの水をずっとそのままにしていたら、水はどんどんと汚れてどろどろになって色も変色していきます。そして壁にはカビがつき、それも放っておいたら、藻のように繁殖して行くでしょう。
これをどれ位で気づくでしょうか。
人により、水の濁りで汚いなと感じたり、ある人はカビが出ているのを分かっているけど、忙しいからと放っておく人もいるでしょう。
藻が出来た状態で気付いた時に、例えばプールの一番汚くなっていた右端に藻がある箇所を取ったら、少しはマシになるかもしれませんね。では、他の端のカビは取れたでしょうか。
水の濁りはどうでしょうか。そのまま放置していれば、きっとカビも増え、又藻が出来るでしょう。
そしたら、このカビや藻を繁殖させない為にどうしたら良いでしょうか。
皆様お気づきだと思いますが、そうですね。
プールの水を抜き、磨くかと思います。
人の身体も同じで、元々の原因である事、この例えの場合、水を入れ替えていなかったと言う根本的な原因に気付かなければ解決出来ません。
そしてこの根本的な原因とは、普段の生活に隠されています。
病気の多くは、生活習慣が原因です。
そして、病気の症状と思われている事柄も免疫力が働いている事が原因で、起こっている事も多いです。
例えば風邪をひいて熱が出るのは、身体が自らの力で原因となるものを体外へ排出させようと、熱として排出しようとしています。
その熱の排出を薬で止めると、熱はおさまりますが、自らの身体から排出しようとした事を止めてしまいますので、根本的には解決されておらず、熱が止まっているので、治ったと勘違いしますが、それは根本的な治ったのではないのです。

例えばインコの場合、元々の体温が高く人間よりも5度程度高いですので、外気温度が低くなると、人間よりも体感温度は寒く感じています。
急激な体温低下は、免疫力を低下させますので、11月頃から真冬にかけて死亡者数も多く、インコも例外ではありません。
免疫力が低下し、体力がなくなると、人も同じですが、基本的には本能的に口から食物を入れる事を控えます。
食物を体内に入れる事で、臓器を動かしたり体力を使わなければいけないからです。
愛鳥さんが元気なく食欲がないのは、自らの体力を温存させている状態です。
ですが、人間は病院が好きですので、慌て病院へ愛鳥を連れて行ってしまいます。
が、鳥はストレスに弱いと言う事を思い出して下さい。
体力がなく、免疫力が低下している鳥さんを、知らない場所へ行き、飼主ではない巨大な人間に握られ、無理やり薬を口から入れられたり、抑えつけられて、注射を射たれたり。。。
恐怖以外の何物でもないでしょう。
そして鳥さんの鼓動は早くなり、心臓発作の状態になります。

私はこの状況を愛する自分の鳥さんを目の前にして起こしてしまいました。
その時は、もう老鳥である事を気にしていて、11月のとても寒い日に落鳥した事でパニックになり病院で薬を貰い、それを愛する子に飲ませようと必死でした。
いつもと違う行動を起こされた事で、愛する子は口をパクパクとして死亡しました。
その時直ぐには気付きませんでしたが、暫く経って、目に焼き付いた光景に疑問を持ちずっと、自分の行動が原因ではないかと思っていました。
今思うと、明らかに私の行動が心臓に負担をかけてしまったショック死でした。
当時の私は、今ほど知識も情報もなく、無知でした。
ですので、今は同じ繰り返しをしないよう、保護インコちゃんには細心の注意をしています。
保護して暫くした頃、暑くなろうしていた頃に、体調不良でいつもは食欲旺盛な子が、一切食べていませんでした。
今迄なら、過剰に心配していたかもしれませんが、経験と得た知識で冷静に対応出来ました。
鳥さんの判断に任せ、1日ずっと静かに過ごしていたのを、見守っていました。
勿論とても心配で心配でならなかったのですが、鳥さんの行動を信じました。
朝は毛繕いもせず、じっとしていましたが、夜になるにつれ、少しずつ動き出し、安心しました。
一晩寝て、起きると大分回復していて、大丈夫そうだね!と言う感じに迄戻りました。
この子の場合はきっとまだ体力があり、1日休むだけで、回復出来ましたが、元々体力のない、老鳥などでしたら、もっと日にちがかかり、心配でしょうがないかもしれません。
ただ、休んで回復するはずの愛鳥を、呼吸困難の心臓発作で、飼主様が殺してしまわないようにして下さい。

インターネットを見ていると、愛鳥さんを病院に連れて行ったり、入院させたり、又は実家先、預け先で亡くす方を良く見かけています。

まだ鳥さんが体力があり免疫力が勝つ場合は、薬を貰ったり、通院も耐えれるかもしれませんが、本当に体力が無い時に行くと、愛鳥さんを殺してしまう事になります。
個体差があり、うちの鳥は大丈夫とお思いかもしれませんが、基本的な体内構造はどの子も同じでしょう。
中には平気な子もいるかもしれませんが、体力が無い時に移動するだけで体力を奪う事には変わりありません。

YouTubeである鳥飼さんが、愛鳥さんに元気がないと、いつもと違う動かないと言う理由で病院に連れて行っていました。
車に揺られて病院へ着いた鳥さんは、少し鼓動が早くなっていました。
そして獣医師さんに握られる時、鳥さんは逃げ回り掴まれ離された時には、鼓動は更に速くなっていました。
その後、獣医師さんは、丁寧に説明をし、今出来る事をと言って、点滴をして体力を回復させようとしたようですが、既にインコちゃんの心臓は発作のようになり、点滴を射たれる衝撃に耐えられる体力と精神力はなかったでしょう。
点滴を射たれたインコちゃんは、バタバタとして苦しそうでした。
その後酸素室に入りましたが、既にピクとも動きません。

獣医師さんも、この状態での処置に対してのリスクは話していました。
病院に行くと、処置するのがお仕事なので、仕方ないです。
愛鳥さんを守れるのは、飼主様だけです。
愛鳥さんが、辛く体力のない時に、体力が必要になる病院に連れて行くのは正解でしょうか。
人間はここは病院で、悪いところを治す場所だと思っていますが、鳥さんにはそんな事は解りませんので、何をするの?辛いいのに、じっとしないと体力がないのに、って本能で訴えています。
恐いよ、やめてよ、いつもの場所でそっとしておいて、って訴えています。

インコの良くある病気は、感染症ですが、免疫力低下により発生する事が多く、免疫力を高く保つ事で防ぐ事が出来ます。
免疫力の低下は、体温の低下、栄養不良、日頃の運動不足、環境変化やストレス、換羽期などから、なります。

そして鳥さんが、痒そうに羽繕いをしている時にはお水、又はぬるま湯をなるべく与えるようにして下さい。
お水をあまり飲まない子は、白菜や、小松菜などの野菜を与えるか、ミカン、リンゴなどをあげてみて下さい。
ビタミンが多く、シード食の子には、欠乏している栄養素ですので、お勧めです。
ただしダイエット中の子には、与えすぎに注意です。


ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
皆様の愛鳥さんが、少しでも長く飼主様家族と一緒にいられるよう、そして最期の瞬間を幸せに温かく見守り、どうか人間のエゴにより、病院で生き耐えぬよう、飼主様の愛鳥を大切に扱ってあげて下さい。





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