【音の科学】音は病を治す
こんにちは
body make studio BASE 代表の高鳥です
最近、左頬のシミが大きくなっていることに気付き
皮膚についての知識をフル活用して
「栄養×運動×睡眠」 の３柱で
シミ消しに奮闘しております
自分の体で実験できるって楽しい
シミが消えたら記事のネタにしようかと思います
以前、皮膚についての配信をしましたが
配信のために少し勉強内容をおさらいしていると
その時何も感じなかった内容が
今になって面白く感じたので共有します
冒頭にもあるように、今回の記事は
【高周波音による治癒効果】
のお話をひとつ
いつもと少し違った趣向となりますが
興味のある方のみご覧いただければと
突然ですが
音って耳だけでなくて
体全体で感じているって知ってましたか？
ヒトの聴覚は20〜2万Hzの音を聞くことが可能です。
Hzとは1秒間に何回周波数が振動するかの値で
ヒトは1秒間に20回から20万回振動する音を聞くことができるのですが
音楽を聴いてリラックスするためには
2万Hz以上の高周波音が重要な役割を果たしており
これは、ジャングル・森や海・川などの自然音の中が適していると
当然、コンクリートジャングルでその高周波帯は難しいですね
ん？
2万Hzまでしか聴こえないのに
それ以上が重要ってどういうこと？
ってシンプルな疑問が
実は
耳は2万Hzまでですが、
体はそれ以上の高周波帯を感じることができ、
その高周波帯を体で感じることができて初めて
様々な治癒効果が期待できると言われています
立派なエビデンスもあり
2000年、千葉工業大学、大橋力教授らが「脳・神経科学論文誌」にて
“Inaudible High-Frequency Sounds Affect Brain Activity: Hypersonic Effect”
（不可聴音の高周波音が脳の活動に影響を与える：ハイパーソニック・エフェクト）
について発表をしました
高周波音効果(Hypersonic effect)とは
人間の可聴域上限をこえる超高周波成分を豊富に含むゆらぎの音
実際に
自律神経を整えたり免疫活性の上昇、ストレス性ホルモン減少など、
様々なことが期待できると言われています
この、ゆらぎ音は「1/fゆらぎ」といわれるもので
人間は完璧な音楽より、ほんの少しずれた音やパターンの音楽の方がよく聞こえるという説で
音楽の曲自体がパターンの中に意図的にゆらぎを生じさせている場合もあります
（モーツァルトの曲などが代表的）
完璧に音程を合わせられるより、僅かにずれた方が良いといわれ、
MISIA、美空ひばり、宇多田ヒカル、松任谷由実などが該当するそうです
また、そのゆらぎはオルゴールも該当し
振動板の不正確さ、ゼンマイスピードの変化、木の共鳴、
これらが組み合わさり、脳を心地よく刺激します
オルゴールとは言っても
CDやデジタル音源からのオルゴール音は機械的に造られた音であり
高周波音も取り除かれているため、実物の手巻きゼンマイオルゴールには到底敵わないんですって
では、どのような治癒効果があるか
実際にオルゴール療法研究がされており、
インターネット上には
うつやがん・アレルギー・不眠症・高血圧・甲状腺疾患・難聴・低体温・頭痛・花粉症・子宮腺筋症・湿
疹など
確かに、病院やクリニックなどではよくオルゴールが流れていますよね
まああれは無難な選曲という感じらしいですが
とは言ってもですよ
毎回オルゴールのゼンマイを回すのも大変ですし、
一つのオルゴールをずっと聴くのも飽きちゃうじゃないですか
ハイレゾ対応の音源で
高周波音帯に対応したスピーカーを目の前に
できるだけ衣服を着ないで音を全身で感じると同じ効果が…
って、
それもちょっと現実的じゃないですね。笑
となると
やはり、海の波の音、川のせせらぎ、山の葉音、鳥の声、
一定のリズムではない、不規則な「ゆらぎ」を感じる
自然に身を置くことも時には必要ということですね
それって、自然あふれる地域ならできそうじゃないですか？
その他にも
・領域脳血流の増大
・脳波α波の増大
・免疫活性の上昇
にも良いと報告があります
音で治癒効果もあるなんて凄くないですか？
年に数回は自然の中に身を置き
心身ともに癒やされるのも良いかもしれないですね。
おつかれさまでした
高崎市のパーソナルジム
body make studio BASE
〒370-0834 群馬県高崎市南町４−４ 1F
TEL: 080-4147-3922
公式LINE↓
https://lin.ee/RZy34KA
ホームページ↓
https://bms-base.net/
営業時間9時〜21時（最終受付20:30）
水日定休
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？