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ベタ

君の様子がいつもと違うから

僕は焦って、何とかしようと思って

君を部屋まで連れて行ったのに

朝起きて、君の部屋を覗いたら

もう君は旅立った後だった。

君は蒼く、美しく、優雅だった。

もっと一緒に居られたはずなのに

こんなに早く別れが訪れるなんて

理由はわからないけれど

それは間違いなく僕のせいなんだ。

本当にごめん。

君を忘れたくないから

こうやって

どんなにベタで平凡な言葉でも

書き残そうと思うよ。

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