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今日から夏。田植えの神事知ってますか?

こんにちは。トリノメライフ立石悦子です。

昨夜、石川県の能登半島を中心に大きな地震がありましたね。お住まいの皆さん、ご無事でしょうか?

震度6ってかなり揺れが大きいですし、夫の実家がある鳥取も震度1ですが
揺れるくらい影響が大きかったので、、、

お見舞い申し上げると共に、早く揺れがおさまるよう、大事に至らないようにお祈りしています。

地震は大地が揺れ動くものですが、空気や季節も揺れ動きながら変わります。気温が上がったり下がったり、ちょうど今も季節の変わり目なので
朝晩気温差があったりしますね。

そんな今日(2023年5月6日)は、二十四節気の1つ、
「立夏」(りっか)です。

ちなみに、二十四節気というのは1年を24の季節に分けたもの。日本には春夏秋冬、4つの季節がありますが、それをさらに6つずつに分けています。

暦の上では夏が立つ。つまり今日から夏、という意味なんです。

「え?夏と呼ぶにはまだまだ涼しいんじゃない?、、、」

と思いました?正解です!(笑)

二十四節気は中国で作られて、平安時代に日本でも使われ始めました。中国には梅雨がないので、日本と季節感にずれが生じます。

暦の上では、夏。

田植えも始まってきますね。 

毎年6月14日には大阪の住吉大社で御田植神事(おんたうえしんじ)という神事も行われます。

これは、穀物の豊かな実りを祈願する 神聖な行事。

日本の第14代天皇、仲哀天皇の皇后である、神功皇后(じんぐうこうごう)が、住吉大神に捧げるための田んぼを作り、当時の山口県から、植女を呼んできたところから始まると言われています。

昭和54年には、国の重要無形文化財にも指定されました。

画像引用元:住吉大社公式HPより引用

【御田植神事(おんたうえしんじ)の流れ】

1 神前より授かった早苗を植女から替植女に渡す
2 田植が始まる。
3 田んぼの中央の舞台で舞や踊りが行われる
 ・巫女8人による「八乙女舞」
 ・鎧兜で行う風流武者行事
 ・地元の子供達による「田植踊」
 ・住吉踊
4 田植え完成

画像引用元:住吉大社公式HPより引用

田植え神事というのは、田の神を田植えの場に招き、苗に田の神の霊力をあたえて豊作を願うもの。

私の祖父母は、島根県の山間で田んぼや畑を作っていたので、子供の頃に何度か、手での田植えを手伝ったことがあるんですが、あれって、、

中腰で、無理な体制で続けるので、かなり重労働なんです。

笛や太鼓、お囃子(おはやし)の中で歌ったり踊ったりしながら、田植えをすることは、神様に豊作を祈るのはもちろん、重労働を楽しみながらこなしていく、先人の知恵でもあるんだなって思います。

体調を調えながら、季節の変化を乗り切っていきましょう♪

トリノメライフ 立石悦子

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