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自己紹介の最後に

こんにちは。トリノメライフ立石悦子です。
どうして出前授業ツアーをしようと思ったのか、そこに至るまでのお話をお届けしました。

▼前回の記事はこちら。

今回、自己紹介の記事としての最後に、どうして私が10年もうまくいかなくっても、諦めなかったのか。その理由はコレだなって事をお伝えしたいと思います。


2023年に、G7広島サミットが開催された広島。

サミットに来た各国首脳や、あのゼレンスキー大統領も 訪れたのが、広島の原爆ドーム。そして平和記念資料館です。

私も何度も行ってます。
資料館の中には、原爆に関するたくさんの資料や、被爆した方たちの遺品、証言がたくさん展示されています。その中でも、特に私の心に突き刺さっているのが

「今日は帰ったら、お父さんに美味しいスープを作ってあげるね」
そういって出ていったきり、帰ってきませんでした。

という言葉。
これを見た瞬間、笑顔で「行ってきまーす」と出ていった娘さんの後ろ姿と、嬉しそうに見送ったお父さんの姿が目に浮かんだんです。

戦時中でも、ホッとする心が和む瞬間だったのではと、、。
けれど、娘さんが家に帰ってくることは、二度とありませんでした。。

自分が生きている今日は、誰かが生きたくても生きられなかった明日だ。

いつの時代も、どんな時も。

本当に願っていることは、実はそんなぜいたくなことではなくて。
大切な人と、何でもない日をごく普通に生きられることではないかなって。

エゴかもしれないけれど、思うんです。

忘れがちだけど、当たり前に、当たり前の一日が過ぎていくってすごく幸せなこと。

そんな何気ない一日を、100年後の子どもたちが過ごせるように。

せっかく命があるのなら、ただなんとなく、自分が幸せなだけで終わりたくない。

「次に繋げる何か」をしたいという気持ちが、私の中には、幼い頃からずっとあります。


そしてもう一つ。

人は、心と体を神様から借りて、この地上にやってくる。
そして、亡くなったら神様の前に立って、

「私は、あなたから借りた心と体で、このような人生を送ってきました。」

と、報告する時がくるんだよ。
だから、その時に恥ずかしくないような生き方をしていないとね。

幼いときから聞いてきたこの言葉。

広島に生まれ育ったこと。そしてこの言葉が、何があっても諦めようとしない、私の原点なのかもしれません。

ここであなたと出会えたのも、決して偶然ではなく、必然だと思います。ぜひ、どこかで一度、お話しませんか?
(^^)

ご縁をありがとうございます。

トリノメライフ 立石悦子

▼Facebookで日々発信しています。
https://facebook.com/tateetsu/

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