見出し画像

感動を生み出す”表現”

昨日は相方と一緒に演劇を観に行った。
演者は3人の女性で約1時間のお芝居。
演出家さんと演者の中のお一人とご縁ができ、
彼と彼女の作品にふれてみたくて。

結論から言うと、
観に行ってよかった。

脚本・監督・演者・演出・舞台づくり
音響・照明・映像・制作・タイアップ曲・・・。

劇を構成するすべての熱を
肌で感じることができて。


わたしは時々
人間になんて生まれたくなかったと
悲しく思うことがある。

そんなわたしが
人間だからこそ生み出せる芸術にふれて
「ああ、人間っていいな。」って感じて。

観客全員が素敵な形で劇に参加できたり、
演出家さんの前説が
とても意味ありげなイントロになっていたり、
場の転換がスポットライトで
印象的に表現されていたり。

エンドロールに使われていた写真が
物語をなぞる形で流れていくのも良かった。


「死」をからめた重苦しいストーリー。
でも見終わって一夜明けた今
改めて湧き上がったのは
「死」への執着の元で
ひたむきに生きる人間のいとおしさ。

それはまるで台風一過の青空に感じる
激しい嵐の後のすがすがしさみたいで。

「消失」を通して屈折した姉妹の関係が
「消失」を通して修復されていく、
そのプロセスを垣間見た。

見終わった直後よりも
一晩経った今感動してる。
いいな、この沁み方。


今まであまり演劇を観に行ったことはなくて。
でもいろんな人生経験を重ねた51歳、
今だからこそ感じられることがあるなあ・・・。

だらしない自分に気づき、
そんな自分から脱皮しようとしてるわたし。
今のタイミングだからこそ
”演劇”という表現方法を目の当たりにして
心の奥底にある何かが反応してる感じ。


『表現を通して感動を生み出す。』

今このnoteを書きながらそんな言葉が出てきた。

わたしがこれからの人生を
なんらかの”表現者”として生きていくとしたら
どんなことをどんな形で表現したい?

・・・そういえば、今朝ちょうど
とあるものの魅力を表現したいと思った。

ネットで調べたら
それをアート題材にしてる人が
1人ヒットした。

インスタでも1人いたけど
今はそれをアップしていない。

・・・これは、やってみる価値ありかも。
最低1年は続けるつもりで
どう表現していくか策を練ってみよう。
とはいえ考えすぎて動けなくならないようにね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?