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一日一首、800日分の歌からスキ数TOP20を好きに並べてみた。

こんにちは。武勢みさきです。
2019年8月、note連続投稿365日のバッジ欲しさから「長い文章を毎日書くのはとても大変そうだけど、1日31文字なら書けるんじゃない?」なんて舐め散らかした思いつきで日記代わりに短歌をつぶやき始めて早2年と4ヵ月。

いまだに365日更新のバッジは獲得できてません(……いやまだ諦めてもいません!)が、先日、noteに投稿した短歌の数は800首をこえました。

キリ番好きとしては今回も記念に記事を残しておきたく、久々にこれまでいただいた「スキ」数に注目して歌を集めてみることにしました。
ちなみに過去のキリ番記事は次の通り。

上から順に20番目までをスキ数の順に並べるだけでは楽しくなかったので、4つの主題に分けて並べ替えてみました。そうそう、歌集感、大事。
それではどうぞご覧ください。

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逃げ上手が戦上手、五首


10点中1点の日は、むしろ良く1点取れたと大いに褒める
「悔しい」と愚痴ってそれで気が済むの?悔しいだけで今日も終わるの?
美化された過去の自分を相手取り 勝てる目のないいくさに挑む
自分との闘いなんてやめにして さっさと和睦したい週末
魂はコックピットに一人乗り カスタムしても二人は乗れない


君は結局どこにいるんだ、五首


コーヒーの湯気が二人のパーソナルスペース分だけ世界を埋める
ろくすっぽ挨拶もせず去っていく また会う朝を疑いもせず
あきらめた途端出てくる失せ物を信じて君を忘れたものの
無いものは無いなりにまぁうまくやる それでもやっぱ君がいなくちゃ
平凡な言葉を全部切り詰めて結局口に出せたのは「好き」


暗闇でスキップ、五首


「心から祈っています」の「心」って、たまに本気で本心なのよ
五年前鏡を全部捨てたのは鬼の顔しか映らないから
あどけなく日持ちのしない幸せを今食べますか凍らせますか
認めよう、自分が蒔いた種だ。けど水と肥料を撒いたの誰だ?
十年を捨てたドブ川掻き分けて 有るかないかの砂金をさらう


今日の終わりに、五首


魂の洗濯なのに脱水機放り込まれて日干しにされた
また一年、生きたと早く言いたいの。桜とっとと咲いておくれよ
生き延びる、このつつましい復讐を無益と君は言って、笑った
籠の鳥 籠ごと外へ連れ出してここは自由と傲慢な嘘
新品のノート 一文字書き損じ 破り捨てるが如き一日

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なんとなくお楽しみいただけたなら何よりです。
次のキリ番には何か新しい視点で記事をまとめてみます。

「スキ」ありがとうございます!2022/2/23リアクション更新しました。私のオールウェイズ「スキ」な卵料理10選。