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お出掛けの日は疲れてOK、何も買わずに帰ってもOK。


20代前半までは、とにかく一日中遊び回っても疲れなかった。

友達とショッピングしたり、何時間もカフェで話し込んだり、テーマパークではしゃいだり。

疲れた様子を見せるのが申し訳ない気がして、というか疲れたと思う隙もなく、とことん遊び抜いてたくさん買い物をするのが楽しいと思っていた。


ところが、最近、何をしてもすぐ疲れるのだ。

買い物に出掛けても、遊びに行っても、半日が限界。
数時間ですぐ休憩を入れたくなるし、ちょっと遠出なんかした日にはあっという間に電池切れになる。


なんとなくそれが寂しいというか、もったいないような気がしていたのだけど、いい加減自分にOKを出すことにした。

すぐ疲れちゃって休憩してもOK。
何も買わずにショッピングを終えてもOK。

テンションが低くなるのは悪いことじゃないし、ローテンションでも一緒に過ごしてくれる相手がいるというのはありがたいこと。

パートナーも自分も無理せず、ゆるゆる穏やかに遊べたらいい。


なんとなく、はしゃぎきれなかったり我を忘れられなかったお出掛けは失敗という感じ方をしてしまっていたけど、春の海のようにたいらかな心で過ごせるのは良いことだと思うようにした。


何も買わずに帰っても、途中寄ったカフェで食べたケーキはおいしかったし、洋服や雑貨をたくさん見て回った時間は楽しかった。


身も心もくったりと柔らかくなって、怠さを全身で味わいながら帰路につくのも、ノスタルジックでいい感じ。

こんな日は晩ごはんも簡単に済ませて、お出掛けの余韻に浸りながら眠ることにしよう。

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