身体の声を聞く vol.5
しばらく前のこと、
自分のダメ感の世界に閉じ込められたように
そこから抜けられなくなり、非常にもがき苦しんだ次期があった。
その重さと息苦しさに慌てた私は、
自分を救うべく朝晩の散歩を始めた。
膝を抱えて、じっとしている自分をなんとか外の世界に連れ出したのだ。
その時に、初めて体感して理解したのは、思考と身体は一体であるということだった。
毎朝、夫と2人で散歩をするのだが、頭の中にはいつの間にかに重い考えが流れてくる。
しかし当の私はその思考さえ気づかないで無言で歩い