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男女の違いじゃない気がする

建国記念日の今日、快晴の湘南。
家からは富士山が見えるんですが
富士が見えると、なんか「ありがたさ」
満載になるのは日本人のサガかしら?

ところで、森元総理がオリンピックの
偉い人を辞任するとか、しないとか
言っているが、たまたま、NHKの
クローズアップ現代のニュース映像を
見た。

「働き盛りを襲う"パパうつ"
「イクメン」という言葉が生まれて約10年。
父親が「仕事」と「育児」を両立することは
当たり前になりつつあります。
しかし最新の研究では、幼い子どもがいる
父親の「うつ」のリスクが指摘されています。
なぜ男性たちは追い込まれるのでしょうか。

「首都圏情報ネタドリ!」から」

https://www.nhk.jp/p/netadori/ts/QL8GZ2L5VX/

私は最近、疑っていることがある。
子育てとか、家事って女性がやるもの
っていう「常識」。

これ、実は「性差」はなくて、男性でも
全然、可能だと思う次第。
たまたま女性が育児・家事を担っている
ってことだけだと思うんだよ。

ステレオタイプの夫婦(夫は外でバリバリ
働き、妻は家の仕事をする)という人が
立場を逆転してみたら、性が変わるだけで
思うこと、やることは同じじゃないかな?

妻が今までの夫と同じように働き出したと
したら、それなりに社会人としての威力を
発揮。
人によっては何億ものお金を動かすような
デカい仕事をバリバリこなしながらも
仕事の重圧と家庭からの「少しは手伝え」
という圧力の板挟みになり

逆に妻の仕事と入れ替わった夫は
今まで、妻がやってきた家計管理のための
スーパーのチラシチェックやら
ポイントを貯めるための、こまめな
ログイン生活をするんじゃないかな。

金額が億単位VS.1円単位になるけど
それって、どっちが世の中で有能なのか
って話ではなくて、その暮らしを支える
ためには、どちらも必要で、偉いとか
偉くないの問題じゃない気がする。

子育てだって、母親でも、父親でも
ひとりで孤立した子育てを強いられたら
そりゃ、神経も病むというもの。

母親だからヒステリックとか感情的って
ことは全く当たらなくて、その役割分担
がうまくいっていないから、キャパ
オーバーになっているだけと見る。

試しに孤立した子育てを父親にやらせたら
その父親は母親化したかのような不安定な
感情の中にいることになるんだと思うわけ。

もし、男性が
「密室でひとりで子育てをしなさい」
って言われたら、やっぱり育児ノイローゼ
になるよなぁって。
性差ではなく、あてがわれたお仕事の
性質によるんじゃないかしらん?

今、問題なのは、父親、母親共に全く
余裕がないってことなのでは?
大抵、共働きになるので自分たちの爺婆の
サポートがない人は本当に大変だと思う。

余裕を生むためには、育児のサポートを
気軽に頼める人材バンク的な取り組み
なんじゃないかとも考える。

老人にあてがわれている介護保険制度の
ようなものが、うつ病になりそうなほど
追い詰められている育児家庭には必要
なんじゃないかな?ってNHKの番組を
見ていて、思ったんだな。

性差の云々ではないのに、この国は
高度成長期というほんの短い時間の
常識に縛られた偉い人が現場を見ずに
想像で決めているような気がしてならない。

そりゃ、子どもは増えないよなぁって
そう思う。

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