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介護のドロドロはこうだった

そう言えば、先日、尊敬する編集者に
インタビューされた記事が前後編で
アップされていました。

こちらは今年のお正月明けに出した
拙書「看取り編」のご紹介記事です。

介護本3

この本は、看取り編だけあって
書くのが大変で、担当編集者から
何度も書き直しを命じられ
出版まで3年以上かかったんですが

出した途端に、版元が潰れるという
「まさか!」が起こった「いわく付き」
の本になってしまいました。
なんやかやあって、今は学研さんが
引き継いで、発売してくれています。

徐々に、あの色々あった日々も
遠くに流れていきますが
思うことは「私、頑張っていたなぁ」
ってことですかね~。

必死で、余裕なくて、愚痴だらけで
自分の時間がなくて、やりたいことが
全然、出来ないような気がして
焦りだけが募っていたように思いますが

自分だけでも、自分を褒めてあげれたら
その余裕があったら、少しは変わって
いたのかなぁって思います。

介護をしている人って、多分ね
言い知れぬ「罪悪感」と隣合わせだと
思うんですよね。

それが一番いらない感情だったなって。

自己犠牲とでも言える行為を褒めて
もらいたいのに、誰も褒めてくれない。

それもそうか、心ない態度を取ってしまう
自分が褒められるわけもないか・・・って
呟いたりね。

段々とメンタルがやられていく気がして
それがうまく解消できずに、ドンドン
しんどくなっていったような気がします。

今、介護に疲れている人がいるとしたら
多分、それは生活のすべてを介護に
乗っ取られているから。

「これ!」って解決法は今現在は残念
ながらないので、私はこれから
介護される人も介護する人も
「生きてて楽しい」ってことがひとつで
いいから、あるような社会を作るために
発信していこうと思っています。

もしよろしければ、拙書の介護本シリーズ
お手に取ってみて下さいね。

ご高覧いただきまして、ありがとうございます。 よろしければ、応援、よろしくお願いします<(_ _)>