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親子にも相性があるよね~

鳥居りんこがサイゾーウーマンさんで
連載しております「中学受験親子の物語」。
最新作がアップされております。

これは抜毛症(含む食毛症)という症状を
発症したお嬢さんの話ですが
中学受験は子ども達にものすごいストレスを
もたらすものでもあるので、それが遠因で
無意識に髪の毛を抜いたり、食べたりという
症状が出ちゃうケースもあるんです。

「遠因」と言ったのは、「中学受験」は
キッカケに過ぎず、もしかしたら、受験を
しなくても、そうなっていた可能性はある
ような気がするんですよね~。

それは、全部ではないものの、多くを
占めるのが「親子の相性」かな?って。

特に、サイゾーウーマンで綴ったように
ママがバリキャリ、あるいはすごい頑張り屋
さんで、完璧主義な面が強い、且つ
その頑張りによっての成功体験がある場合

「頑張らない」ということが理解できない
あるいは認められないので、お子さんが
真逆の性格の場合、どっかに歪がきちゃう
ケースが多いなぁって印象があります。

その場合、子どもは「頑張ること=正義」
の価値観の中にいるので、頑張れない自分を
罰したくなる、あるいは許されないと思って
自分を欺いている面がある。
それが、潜在意識の中に入り込んじゃうので
表面化しにくいんですが、表に出るとしたら
自分でもコントロール不能な、例えばですが
髪の毛を抜いてしまうとか、チックが激しく
なるとかの症状で、心のバランスを取る場合
があるのかなぁって、様々なご相談事例を
みてきて、そう感じています。

もし、自分が頑張ることで何らかの成功を
おさめてきたという自負があり
それを子どもにも求めてしまう場合で
子どもに「母にとっての問題行動」が
出てきた場合、真っ先に考えるのは
お子さんへの「期待のかけ方」の言動が
どうであったか?っていうことを顧みると
12歳までであれば、解決も早いのかな?と
思ったりしております。

「期待しちゃうのは親なればこそ」なんです
けどね、やっぱり、何か間違ってるかも?
の時は、自分と子どもの性格は違うし
タスクも違う。更に相性もあるよねって事を
冷静に見てみることが早道とみました。

ご参考になると嬉しいです。

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