6.5th Pカップ 櫻木真乃4位 ~ロビン戦法No.283「獲物(プラチナ)は逃がすな」~
はじめに
初見の方は初めまして。そうでない方はお久しぶりです。鶏肉貴族です。
自分がどういう人間なのかは、過去noteを見ればなんとなく把握できると思いますので、お時間がありましたらそちらのほうを見ていただけると幸いです。
今回、シャニマスの6.5th Pカップにて、櫻木真乃さんのランキングで4位を取ることができましたので、忘備録として久しぶりに所謂Pカップブログを執筆しようと筆を執った次第です。
走るうえで役に立つかと言われると微妙ですが、暇つぶしには最適かと思います。Pカップブログの意義
結果
前項でも述べましたが、結果は櫻木真乃ランキングで4位を取ることができました…!
私自身、プラチナを取ったのが丁度2年前の4.5th Pカップであり、この時も同じ真乃ランキングで6位という結果でした。
その時の記録は以下の通り残してありますので、よろしければどうぞ。
ただ、4.5周年Pカップの翌年から大学生→社会人へとクラスチェンジしたことに伴い、Pカップにこそ継続して参加していたものの、5th 18位・5.5th 13位・6th 13位と、個人的には何とも言えない結果になりました。
そして迎えた今回の6.5th Pカップですが、結果としては2年ぶりにプラチナ(10傑)入り&順位も更新と、かなりの大金星だったかなと考えています。
正直、社会人になってからというもの、忙しさも相まってプラチナ入りが遠い存在になりつつあったので、こうしてまたプラチナの土を踏めたことは嬉しい限りです。
走った理由
さて、ここからはそんな社会人になった私が、どうしてまたプラチナ入りを目指して走ったかについてお話しできればと思います。
早い話が自分語りになりますので、興味のない方は飛ばしてくださると幸いです。
時を遡ること半年前、6th Pカップの時のことになります。
その時の結果は前述した通り13位であり、内心「今回もプラチナは取れなかったなぁ」と思いながらも、期間中に開いていたXのスペースにて、来てくださった方々に感謝の伝えつつスペースを閉じました。
スペースの時は笑っていたのですが、終わってベッドに横たわった瞬間、「どうして走法を勉強しなかったんだろう」と、恥ずかしながら涙が出てきました。あまりに情けない
これまで参加したPカップ(3th~6th)では走法使う使う詐欺をしつつも、走法を使わずに走ることを自分に課してきましたが、今回ばかりは時間があったにもかかわらず、走法の勉強を怠った自分の不甲斐なさと、やはりプラチナ入り出来なかった悔しさも相まって涙が出てきたわけですね。こんなげーむにまじになっちゃってどうするの
さて、こういった背景もあり、次のPカップまでには絶対走法を勉強して、プラチナ入りする決意を固め、結果報告のポストでも次回は走法に向き合う旨を宣言しました。
走法の勉強編
そうと決まれば早速…と言いたいところですが、「まだ半年あるからいいや」となり、本格的に準備を始めたのはPカップ2か月前からでした。さっきの涙返せ
やったこととしては、とにかく先人Pカッパー達のブログを見漁って、走法(V3)のやり方を確認する、使用ブラウザやフットペダル等の機材のチェック、大まかな立ち回りを知るということでした。
結果的に、ブログ漁りによってV3の打ち方と他ブラウザ(SkyLeap)での走り方を学び、一歩ずつではありますが、Pカッパーとしての歩みを進めていきました。
なお、複窓で更に加速する方法についても記載がありましたが、そもそも単窓すらやったことない人間が複窓に手を出したとて…という感じなので、単窓で練習する形になりました。基礎を疎かにして応用だけ学ぶのは良くない(意訳)ってキン肉マンで言ってた
また、ロックの仕様に関しては、自分のシャニマス関係で最古参のFFであり、Pカップでも色段常連の方に丁寧に教えていただきました。
↑はじめてのふせいなきょどうをかんち
ある程度情報が揃った段階で走る練習を始め、毎朝必ず1周は歌姫周回を行うことで、(最初の頃は慣れない動きにミスばかりでしたが、)徐々に走法に慣れていきました。
千里の道も一歩よりと言いますしね。
ロックに関しても、9月にフットペダルを買うまでは自身の感覚(体内時計)で30秒を計測してV3を打っていたためお察しでしたが、フットペダルが届いてからタイマーで確認するようになったため、ロック回数もだいぶ減りました。最初からフッペ買え
本格的に練習を始めたのが2か月前からであり、歴戦のPカッパーの方々の練度には遠く及ばない付け焼き刃であることは常々自覚するとともに、「Pカッパーの方々って、こんな忙しい指の動きやロックの恐怖にも耐えて走っていたのか…」と、尊敬の念を抱きましたね。
自分で使ってみて、初めてこのような気付きを得られたので、自身の浅はかさを悔いました…実質Eスポーツだろこれ
事前準備・環境・編成・立ち回り
さて、ここからは表題の通り、色々と話していきます。
使用機材(走った環境含む)
・iPad Air(第5世代)
・フットペダル
・タブレット用冷却台
・sc-timer(タイマー)
・SkyLeap(使用ブラウザ)
・自宅の無料回線
…とまぁこんな感じです。
iPadに関しては昨年の2月に古くなったiPadproを買い替える目的で購入しており、当時から「Pカップ用ですか?」とFFさんに聞かれていましたが、今回1年半越しにガチのPカップ用になりました。熱い伏線回収
フットペダルと冷却台は以下のものを購入しました。フッぺは1回押したつもりが2回押した判定になったりするのが厄介でしたが、自身がフッペを押した回数をきっちり把握することを心掛けていたため事なきを得ました。
ちなみに「フット」ペダルとはいうものの、意外と足で押すのが安定しなかったため、iPadの横に置いて指を動かした勢いでそのままフッぺを腕(or手)で押していました。凄まじい本末転倒っぷりこちらの方が安定したので許してください…(小声)
タブレット用冷却台は、iPadが高温になって、動作が不安定になるのを防いでくれたので助かりました。普段は扇風機代わりになる
SCタイマーは色で現在の状況を教えてくれるので、PCで全画面表示にすることで、視線がiPad側にあってもなるべく見えるようにしています。
SkyLeapに関してはジェスチャー機能があるので、前述した通り、V3をジェスチャー(進む戻る割り当て)で打ち、そのままの勢いでフッペを押しに行けたのがかみ合い良かったです。
ネット回線に関しては、自宅(賃貸アパート)に備えつけられた無料の回線を使っていました。
編成(と立ち回り)
今回使った編成、それがこちらです…
???!!!??!??!?
えっなにこれは…(困惑)
はい…白状すると、4.5th(2年前)に初プラチナを取ったときの編成と何も変わらないただ一つのダイソンです()
最新のpSSR真乃である【あなたと、いただきます】は完凸済みでしたが、それに合わせる形のサポカが全くなかったということで、この編成になりました。思考を放棄するな
実際、PR果穂等セレチケで取れる機会があったにも関わらず、ナチュラルにスルーしたのは大きな反省点であり、次回までにはサポカ集めはきちんとしておきたいところです。
さて、ここからは編成の解説になります。
…が、前述した通り、4.5thの時から何一つ変わってないので各カードの解説は自身の4.5th Pカップのnoteより引用します。あまりに前代未聞すぎる
引用は以上になります。ただ、パネル開けや立ち回りに関しては、色々変わったことがあるので追記していきます。
まず、EXスキルに関しては以下の通りです。
続いてパネルの開け方についてです。
シーズン3のオデ開始前に①②を一度で取りきる形になります。
基本的に果穂の金ライブスキル(Da)まではマスト。上振れてViまで取れればラッキー、下振れるとライブスキルが両方取れないことがあるので、その場合のみ少しロスタイムが発生しますが、オデを1回終えてから(オデマスSPを1度発動させて)ささっと金ライブスキル(Da)のみ回収して再びオデを受ける形になります。
また、各種オデでの立ち回りですが、かつては何も考えずに流1(or流2)をひたすら殴っていましたが、今回ではオデ突破を確信した段階で、殴り先を変えるなどして、できる限り早期〆ができるように努めました。
買い出し
事前の買い出しについてですが、コーヒー・リポビタンDスーパー・ゼリー・カロリーメイト・ボトルガムといったものを購入しています。
カロリーメイトに関しては開封の手間があったのが面倒だったのと、コーヒーに関しても、トイレが近くなる欠点があるので、突き詰めるのであればエスタロンモカ(カフェイン錠)等の方がオススメです。自分はコーヒー大好き人間なので…
期間中の名前について ~仮面の貴公子~
ここからは各日の動き…といきたいところですが、その前にちょっと余談を挟ませてください。
今回、Pカップを走るにあたって、期間中は名前を変えていました。これまでは普通に「とりにく」という名前で走っており、名前を変えるにしても短時間だけお遊びで変えるくらいでしたが、今回ばかりは「ガチで走るので、他の方に動向を知られたくない」という理由から、他のPカッパーの方々同様にしばらく名前を変えていくことにしました。
…というわけで開始前に名前を考えていくわけですが、隠すと言えば覆面・マスクということで漫画「キン肉マン」よりキン肉マングレート(下記画像)に変更することにしました。
enzaでの名前も変えて、準備万端だと思いましたが、Pカップ開始1時間後くらいにチラッとランキングを見に行ったら、名前が「とりにく」のままだったので焦ります。
ただ、数秒考えて、普通に文字数が長くて引っかかったということを察したため急遽別の名前への変更を迫られます。事前にちゃんと確認しろ
そこで出てきたのが…
同じく漫画「キン肉マン」より、マスク(仮面)で顔を隠す、仮面の貴公子ことロビンマスクです。仮面の奇行子?知らんなぁ…
当時キン肉マンの新アニメ「完璧超人始祖編」を見て、彼の登場にブチあがっていたこともあり、「これはロビンマスクで走るしかない」と確信し、ロビンマスクのお名前を拝借したうえで、変更を忘れていた称号も変えて、地下に潜伏することになりました。
実際、情報の秘匿のみならず、自身のモチベ維持にも繋がったため、この名前変更は良かったと思っています。
また、この名前に変えた一因として、ロビンマスクのアニメカラーが真乃のライブ衣装に似てなくもなかったということも挙げられます。
ここまで地下に潜伏などと言ってきましたが、実はリフレ時間には自分がロビンマスクの名前で走っていることを匂わせるポストはしていました。
それがこちらです。
特に文字はなく、ロビンマスクがロープワーク・タワーブリッジを放っている動画であり、結構バレると踏んでいたものの、時間も相まって意外と反応は薄く、プロフ9回も見られてたけどむしろPカップが終わった後にFFさんから「普段必ずスペースを開いているのに今回は開いてないし、名前も変えてたから倒れてないか心配だった。」と心配されていました。
別のFFさんにはenzaのフレンド申請の欄で突き止められましたが、それでもそこを見るまでは「たぶんロビンマスクだろうけど確証が持てない」と言っていたなど、意外と名前変更の効果ってあるんだなぁと思った次第です。
ともあれ、最終日の朝6時に真名解放するまでは、ロビンマスクとして走り続けることになりました。
期間中の動向
蛇足が長くなり申し訳ございません。ここからは期間中の動向なんかについて書いていければと思います。
基本的に1周13~14分程度で推移していたと思いますが、こちらはあくまで試走時に計った時のタイムとなります。
実際には本番中に指の動きを改良したり、いまいち掴めていなかった小ロック(30秒)の仕様を本番中にトライアンドエラーする力技で解明するなどしたため、もう少し早くなっていたと思います。
実際に走るなかで、学習・改良していけたのは成長している実感もあったので、良かったです。試走の段階でやれという突っ込みは無しで…
ロックに関しては途中から数えるのを放棄したので明確な回数は不明ですが、十数回くらいロックされていたと思います。
まだまだといったところですが、深夜帯において猛烈な眠気が襲ってきたときでも、タイマーの指差し並びに声出し確認をして、ロックを最小限に抑えられるように努めました。黄タイマーヨシ!
また、期間中走りに集中するため、普段Pカップ中に立ててるスペースを立てず、動画等に関してもそちらに意識が向いてしまうという理由で流さず、音楽のみランダム再生して、あとはプロデュース画面とタイマーを見ることに集中していました。
スペースや通話は眠気覚ましや気を紛らわせるのには最適ですが、自分の場合、喋ってたら絶対に操作ミスしてロックされると確信していたので、血の涙を流しながら我慢していました。
1日目(10月12日)
営業に差し入れを持たせずに出したので、戻ってくる深夜1時まで待って回収及び改めて差し入れを持たせて出すというアクシデントこそあったものの、オートプロデュースでの仕込みも行って開始時間の15時を待っていました。
初めての走法利用ということで不安も大きかったですが、それと同時に過去一番にやる気は出ていたと思います。
そして迎えた15時、みんな一斉に動き出しますが、3周目くらいにあっさり初ロックとなり、Pカップの洗礼を受けます。
かなり早いタイミングでのロックに動揺は隠せず、「あ、もうこれプラチナ無理かも」と、開始前のやる気はどこへやら、めちゃくちゃ弱気になっていました。メンタルよわよわ
そこからは普通に走り、ランキングをチラ見したタイミングでなんとか10傑入りしていることに安堵しつつも、19時頃にアクシデントが発生します。
それは突然の電話でした。タイミングの悪さに眉をひそめつつも出てみると、今の家を借りるときに使った不動産仲介業者(のコールセンター)からの電話で、「お伝え事項がある」とのことでしたが、一度目は「忙しいので」と即切りしました。
しかし、「お伝え事項」という言葉が引っかかりモヤモヤしていたので、ロックが掛かったタイミングで折り返ししました。
ちなみに2回ほど「お電話が混み合っており…」という案内がなされ、血管が切れそうになっていました。
最終的にロック明け直前に業者側から再度電話があったためスピーカーにして走りながら対応すると、結論はウォーターサーバーの営業でした。
「水道水飲んでるんで大丈夫です(ガチ)」と意思表示したところ、相手は「あ、日本の水道水綺麗ですもんね…」と若干動揺してました。
その後なんとか対応も終わらせて、内心「俺の時間返せよぉ!」と思いつつも、これで心置きなく走れるとガッツポーズしてましたね。
ちなみに、電話対応中もスマホの真横でフッペをガンガン押していた模様です。威嚇かなにか?
2日目(10月13日)
日付は変わって2日目、深夜1時半にランキングを確認したところ、丁度ファン数が1億を超えました。
その後も、速度を維持しつつもロックされないように注意しながら走り、リフレ時間に設定した朝6時(~14時まで)を迎えました。
アドレナリンと時間のせいか1時間くらい寝る→起床してちょっとスマホ見る→また1時間程度寝るを繰り返し、しっかり睡眠を取れたという感覚はありませんでしたが、リフレ時間のおかげで朝10時頃に発生した鯖落ちを奇跡的に回避していました。
起きてX見てたら、TLが阿鼻叫喚に溢れててビックリしましたね…
14時、リフレ明けで走りを再開します。
この時は10位~11位あたりだったと思うので、結構焦っていました。
並走者の方々がまだリフレに入っていないorリフレ入りからそこまで時間が経っていないと予測はしていたものの、脳裏に11位の文字列が浮かぶなど気が気ではなかったのも確かです。
その後はなんだかんだで8位あたりをウロウロしていましたが、23時前に仲のいいFFさんがスペースを立て、わざわざDMで参加のお誘いをしてくださったため、参加しました。
前述した通り、自分の走りに集中するため、聞き専&何の反応も出来ない状態でしたが、焦りもあって割とボロボロだった自分の支えになりました。
また、時を同じくして真乃の3位、4位の方が8位を狙って速度を落としていることを知りましたが、この時は自分の走りに精一杯だったので、「8位狙いの方たちがいるのか」としか思っていませんでいた。
3日目(10月14日)
そして迎えた最終日です。
事前に朝6時になったら真名解放をすることを決めていたため、6時ちょい前にランキングを見に行ったのですが…
まさかの4位にいました。これには自分も一瞬「え?」となりましたが、すぐ前述した8位狙いのお二方が速度を落としたため、繰り上がる形で自分が4位になったことを理解しました。
こうなってくると、このまま4位を維持しておきたいという思いが生まれ、最終日とはいえ速度を落とすことなく走り続けることを決定づけられました。血を吐き続ける悲しいマラソン
実際、真乃の10傑では団子状態が続いており(最終ランキングでも自分と10位の方の差が1800万ほどしかありませんでした)、最後まで終戦することがなかったので、最終日だからと気を緩めないで良かったです。
↑真名解放、遂に本来のとりにくへと戻りました。
ラストスパートの段階では、凄まじい勢いでごぼう抜きをされてきたのびちゃんねる(春風ブランコ)さんと並走状態になりましたが、1周の速度は明らかに自分のほうが下だったので、(並走中に1回ロックされたのもあり)めちゃくちゃ焦ってました。4.5thの時も5位着地だと余裕そうにしていたら、あっさり抜かれたとかなんとか…
最終的には、ギリギリ100万差で4位に収まることになりましたが、もう少し時間が長ければ抜かれてたと思います。
終了後お声掛けくださりありがとうございました…素晴らしい走りでした…
ちなみに、本来ギリギリであともう1周入れられる予定でしたが、11時57分にラスト1周の歌姫でロックがかけられたため、死んだ魚のような目で窓の外を見つめる羽目になりました。最後までネタに事欠かせない男
こうして、期間は短いけどいろいろあった自分のPカップ、念願のプラチナ入りを果たして終わりを告げたのでした…
おわりに
皆様、ここまで読んでくださりありがとうございました。
自分なりに文字数を圧縮したつもりではあったのですが、それでも9000字くらいにはなってしまいまい、申し訳ございません。安定の謝罪
今回は鯖落ちをリフレで回避したり、上の方が意図的に速度を落としたりとラッキーが重なった結果の4位となりましたが、やはりプラチナ入り且つ2年前より順位が上がったという事実は、何事にも代えがたいほど嬉しかったです。
あの悔しさを感じた日から、プラチナという獲物を逃さないように頑張った甲斐がありました…
次回は走るか未定ですが、自分はハーフアニバーサリーのPカップでしかプラチナを取ったことがないので、日程が今回と同じ3連休等であれば、また色々改善したうえで頑張ってみたいです。
また、シャニの7thライブは愛知と青森に出没予定なので、機会があればプロショ等よろしくお願いいたします。
さて、長くなってきたのでここで筆を置かせていただくことにします。
何かあればXまでご連絡くださると幸いです。
それでは、ここまで読んでくださった皆様、開催前・開催中にお世話になったFFの皆様、6.5th Pカップを走った皆様、本当にありがとうございました!またどこかでお会いしましょう!