見出し画像

マーダーミステリー気づき① -犯人としての振る舞い方-

 マーダーミステリーの犯人役って嫌ですよね。少なくとも私は大嫌いです。(挨拶)

 突然、書きたくなったので、製作日記の箸休めに今までマダミスをプレイした中で気づいたことをメモすることにしました。単に自分用のメモをnoteという形で公開するだけなので、多分読んでて途中で飽きると思います。(自分でいうな)

 オンラインや店舗系のマーダーミステリーを色々遊んでいて、最初はそれぞれ良いところを混ぜ混ぜすればいいと思っていたものの、結局、オンラインのメリットは「気軽にメンバーを集めて参加できること」だと思いました。逆に店舗は「非現実的なゲームを普段会えないメンバーと実体験する」なので、正直に比較してもあまり意味がないのではという個人的な結論になりました。たまに「~と比べてオンライン(ユドナリウム)は~」みたいな言葉も見かけますが、需要と供給がかなり異なるんですよね。とりあえず店舗やテキスト系オンラインはそれが好きで専門の方々にお任せして、自作はGMレス無償オンラインマダミスの方向を極めようと思いました。なので自作は逆にGMするのが好きな人には向かないと思います。(GM指示書も作るし、GMありでテストプレイしますけどね!)

 ただそれぞれ求められるものが違うといっても共通するものがありました。それが「犯人になったときの振る舞い方」です。はい、ようやくタイトルに関連する内容です。店舗やオンラインで犯人役いくらかやりましたけど、わりと私の場合は勝率が良くて、どうやって勝ち筋を作っているかをここにメモしようと思います。あくまで私独自のマダミスでの犯人としての振る舞い方なので、必ず有用とは限りませんが参考程度にしてください。

 自分が気をつけているのは主に以下の2つです。

---

①ヒントとなる手がかりカードが伏せられていても不自然でない状況を作りましょう

 これはかなり簡単です。PLから以下の言葉を引き出すだけです。

情報を強制するのはやめて、本人の自由意思に任せましょう

 引き出し方も簡単です。まずメンバーを見て、中級者レベルのRP重視するPLがいるかどうか見てみましょう。女性の方がRP重視する傾向にありますが、そこは自己紹介の台詞でRP重視しているか判断しましょう。もし該当するPLがいた場合はかなりこちらに有利に働きます。

 そうなると、おそらく高確率で手がかりカードを公開しない(もしくはスキルなどで詳細な情報を引き出そうとしない)PLがいると思います。そのPLに「情報を表にする(もしくはスキルで情報を引き出す)ことはできませんか?」と言ってみましょう。すると、上記したRP重視する中級者レベルのPLがいる場合、ほぼほぼ高い確率で「そういうのはやめませんか? 情報を強制するのではなくて本人の意思に任せたほうがいいと思います」というようなことを言ってくると思います。はい、これでミッション終了です。これで手がかりカードが伏せられていたとしても誰も何も言えない、言いにくい状況となりました。そうです、犯人)にとってはハッピーラッキー空間です。誰も言わないなら自分で上記のように「情報を強制するのではなくて~」と言っていいと思います。とにかく手がかりカードが伏せられていても不自然でない状況を作りましょう

 上記のシチュエーションをオンライン・店舗で何回か、あえてそういうふうになるように作り出したんですけど、うまくいったとき、言ってくださってありがとう!という気持ちになりました。なぜなら犯人にとって一番嫌なのが情報フルオープンになることだからです。

 探偵側からすると情報を伏せられるのってリスクが高いんですよね。結局、本人が「この情報は事件と関係ないから伏せる」といっても、それを知っているのは本人だけ、周りからしたらそれが本当かわからない、それだけノイズが残ったままなんです。そして大体のマーダーミステリーは犯人投票制、そう一人が正しく推理していたとしても全員が犯人にたどり着いていないと、犯人は逃げ切ることが可能なのです。(というか今までのゲームで、多くの情報を自分の判断で伏せていくPLが正しい推理にたどり着いていた試しがないです)

 それにここが一番大事なのですが沢山のPLが情報を伏せていると、犯人が自分にとって不利な情報を伏せていても不自然に思われないんですよね。さらに犯人が逃げ切る確率が高くなるんです。なので、まずは犯人が手がかりカードを伏せていても誰も何も言ってこない状況を作りましょう。(※ちなみにこれは犯人側のときはハッピー★って感じでしたが探偵側のときは若干不利になって苦しくなりました…)

②ハンドアウトから犯人にたどり着く導線に心当たりをつけ、それが出てくる前に先に嘘をついて潰しておきましょう

 ちゃんとしたシナリオは大体、犯人絞り込む導線が存在します。大体、物的証拠(凶器など)アリバイです。別にマーダーミステリーに限らず犯人を絞り込むときの推理ものの常套手段です。(ゲームや漫画でも同じです)なので、それはバレるものと思い、ハンドアウトを読むときに目星をつけましょう。アリバイは大体「最後に被害者と会った時刻」、物的証拠は「凶器」もしくは「殺したときに所持していたもの(衣服含)」です。

 そこはもう、よほど自分がうまくやらないと、議論のどこかで必ずバレます。なのでそれがバレる前に「アリバイ」か「凶器」などの話題が出たときに、するりと自分の口から導線の手がかりになる情報を出して、導線として繋がらないように嘘をつきましょう。

 そこまでできたら、あとはひたすらに犯人を突き止めるために全力で協力しましょう。犯人じゃないときの振る舞いを思い出しながらプレイしましょう。ここまでいったら我々の敵は「嘘を勘で見破る優秀な探偵」か「なんとなく疑わしいからで投票する迷探偵」です。ここに投票されないように頑張りましょう。

---

 あとは投票まで祈りましょう!

 もちろんマーダーミステリーは勝ち負けはあまり関係ないので、上記はあくまで犯人になったときに私自身が少しでも自分に有利に動かすための振る舞いです。誰もが当てはまるとは限りません。それでも上記で「犯人役は苦手だよ~」と思う人が少しでも「このくらいなら自分でもできるかも!」と思ってくれることを祈ります。無理かな、難しいですよね、自分でも結構無茶振りだと思いました。(締めの言葉)

 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?