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【これだけは覚えてほしい】納期調整の心得4選

みなさん、こんばんは。
とりりんです。

今回は、新人の営業の誰もが苦労するであろう
納期調整について、記事を書きます。

以下のような方な悩みを抱えている方は、参考になると思います。

  • 納期の設定をどのくらい余裕を持って設定すれば良いかわからない

  • そもそも納期調整の正解がわからない

  • 前任担当者より、納期が長くなり、能力がないと思われたくない


1.前任者より納期は長くなる

法人営業だと、前任の担当者と
比較してしまうかもしれません。
特に納期という観点では、経験が多い前任者
と同じ期間で対応できないことが
多々あると思います。

しかし、この前任者と比較して、
納期が長くなってしまうことは、
悪いことではありません。

仕方がないことだと、心に留めておきましょう。

なぜなら、経験者と同じ質のものを
同じ期間で対応することは不可能だからです。

少しお客様の立場になって考えればイメージがつくと思います。

ほとんど経験のない新しい担当者が
「同じ質のものを前任者が1週間でやっていたので、
私も1週間で対応します。」
と、言っていたら、
信用できないと思ってしまいませんか?

新しく担当になり、経験もないのであれば、
前任者と比較して長い納期になってしまうのは、
悪いことではありません。

むしろ、長めの納期を伝えなければ、
不信感すら与えてしまう可能性が
あることを覚えておきましょう。

もちろん、お客様には、お客様なりの別の理由などがあります。
そのため、いつもより長めの納期になってしまうことが、
認めてもらえないこともあります。

その場合は、前任者と同じ期間で対応する分、
細かいミスは許してもらったりするなどして、
同じ質ではできないことを理解してもらうようにしましょう。

私は、自己紹介記載していますが、
毎年担当企業が変わる
少し特殊な法人営業のキャリアを築いています。

新しいお客様とも、この方法で関係性を築いており、
関係性が悪くなったことは今までありません。

むしろ、担当者によっては成長を認めてもらい
仕事早くなったよね。
と言ってもらえるようになることもあります。

上記の理由により、
若手の営業担当者が、前任者と比較して、
納期が長くなることは悪いことではなく、
むしろ当たり前と認識するべきなのです。

2.納期は少し長めに設定する

本当に必要な期間よりも、少し余裕を見た
納期を設定して、客先には伝えましょう。

理由は、途中で修正をしたり、
予期せぬ不具合が発生する可能性を考慮するべきだからです。

営業という仕事は、通常の営業業務に加えて、
トラブル対応や相談事などの予定していない
小さな仕事が大量に発生する仕事です。

そのため、予定通りに仕事に取りかかれないことも
十分にあり得ます。

そのため、本当に作業が必要な期間よりも少し長めに
納期を設定をしておくべきです。

私は、別の部署に依頼をしていた資料を
客先に提出する前に目を通しますが、
修正依頼を出すことはが多々あります。

風邪などを引いてしまい
予定通りに取りかかれないこともあるかもしれません。

誰にでも起こり得ることですので、
ある程度の不測の事態は見込んで
納期設定を行いましょう。

次の項で触れますが、
何事も問題がなく、
納期よりも早く終わった場合は、
早めに先方へ提出するだけで
評価を上げることも可能です。

だからこそ、納期の設定は必要な期間よりも
少し長めに設定することをオススメします。

3.ギリギリの納期はできないと言い切る

客先が、納期を指定してくることもあるかもしれません。
また、指定された納期がかなりギリギリの可能性もあります。

その場合は、第一回答として、
「できません。」と言い切りましょう。

理由は、些細なトラブルや問題が発生した時に
守れなくなる納期を設定すると
最終的に信頼を失う可能性があるからです。

この場合もお客様の視点に立つことが大事です。
自分が期限を指定して依頼をした時に、
簡単にOKと言ってくれるが、
いつも期限に間に合わない
営業がいたらどう思いますか?

私なら信頼できないと思います。

しっかり対応できる納期を
言ってほしいですよね。

だからこそ、十分に対応な納期ではない場合は
しっかりと出来ない事を伝えることが大事です。

私が、一人で客先に行くようになった時に
全く余裕のない納期を了承したことがあります。

途中で小さなトラブルがあり、
納期に間に合わなくなりました。

すぐにお客様に事情を説明して、
納期の再調整をお願いしましたが、
既にお客様も、スケジュールを組んでいたため、
調整する量が大量に増えてしまったことがありました。

私の調整というよりも、
お客様の調整が大量に発生したことは、
今でも手痛いミスとして覚えています。

つまり、お客様もできない納期の回答を求めてはいません。

だからこそ、ギリギリの納期の要望が来た場合は、
できないことをハッキリと伝えましょう。

4.納期より早い提出は良いこと

いままで、納期は長めに設定することが
大事だと説明をしてきました。

問題がおこらず、
長めに設定した納期よりも
早い段階で準備ができた時には
どうすれば良いでしょうか?

結論としては、
提出する準備ができた時に
納期より早くても提出してください。

理由は、納期より早めに提出することで、
評価を上げることができるからです。

私は、3年以上営業をやっていますが、
納期より早めに提出をした時に、
「はじめからもっと早い日付を教えてほしかった。」
などと言う人は一人も当たったことがありません。

むしろ、納期を縮める努力をしたと
感謝されることが多いです。

納期を守ることは、当たり前のことですが、
納期より早く提出することは、
当たり前ではなく、客先から評価されることになります。

だからこそ、納期より早めに提出することは
積極的に行うべき事なのです。

まとめ

いかがだったでしょうか?
今回は、新人の営業の方に向けた
納期調整の心得について解説をしました。

営業をやっていると、
納期調整を嫌がる人もいます。

しかし、納期調整は営業が
客先からの信頼を得るための
重要な接点に変えることが可能です。

ぜひ、今回の記事が、上手な納期調整の
一助になれば嬉しいです!

以上、最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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