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PRタイム・ス

ひょんなことから、ふらりと入った居酒屋の店員:現役大学生の就職相談にのりはじめて早2週間。
今までやったことないパターンが面白くてやる気に拍車がかかる一方で、私のこのガチな気持ち、ちゃんと伝わってるかなーとちと不安になりかけてきました。
いや、伝わってるからこそ、この不安なのか。
私のペースすぎて頓挫するか。

そうなったらなったで、仕方ないけど。さ。

人材の採用や教育は手がけてさせていただいていますが、何を隠そう、新卒採用は未経験。
自分自身も、転職は多いけれど、新卒としてはほとんど就職活動を経験せずに正社員になってしまったため(周囲もこのパターンが多かった)、就活生の気持ちやシステムがよくわかっておらず。
新卒採用って意識の置き場が違うよね、と改めて感じている今日この頃です。

もっとも彼はまだ就活最前線なわけではなくて、これから突入するんだけど、本人も明言している通り、ごりむちゅー、という感じ。
今時な感じの見た目で、有名国立大在学中男子なのもハードルとしては面白くて(女子とはやっぱり将来の見据え方が違う)、複数の人の新卒の就職アシストをやりたいなあと本気で思い始めています。

考えてみたら、学生の頃の私は就活を軸に仕事を考える、ということをやったことがなかったのですよ。
新卒での就活は一回しかない、という貴重なカードを体験するという意識があれば、もっといろいろトライしてただろうなあと、それは少しもったいなく思っています。
この思考が学生時代の私にあれば、確実に全然ちがう進路を選んでいたことでしょう。それがよかったかどうかはまた別の話だけど。

新卒の就活について考え始めて気がついたことがある。
中途採用のときって、何ができるか、とか、今あるポジションの中で何をやってもらえそうか、とか、この人は今後どんな仕事をしていきたいんだろう、みたいなことを重点的にみてるんですが、立ち位置としてはこちらからとっていく感じがあるんですよね。
こっちの条件に対して相手ができることを当てはめていく。
履歴書に書いてあることだけじゃわからないから、できるって言ってるけどできなかったことを含めて言質をとる、みたいな感覚もあって、けっこうアグレッシブに攻めている感じがある。目指せ、マッチングの鬼!みたいな。

じゃあ新卒ってどうかな?と考えたら、まず彼らには現場の経験が全くないので、何ができて何ができないか、実際の現場なんて知らない人を相手に、ほぼ推測の域を出ないわけです。
ひょえ、怖い・・・。

じゃあ、何を基準にトル?ってなったら、やっぱり学歴とか資格とかサークルなんかの活動内容といった、個性とは無関係にこっち側である程度、推測できるものが多い方がわかりやすい。
大手になればなるほどこうなるのは、採用後の仕組みを考えればなるほど納得なんだけど、わかりやすい専門スキルのない職種ほど離職率が高くなるのも当然、と思えてきてしまい。

おぉぉぉ、そんな現場にこの人はこれから突っ込んでいくのか、と思った瞬間、それまでとは全く違う真剣さが私の中に芽生えました。

私が採用官なら。
新卒者には、あなたからこちらに飛び込んできてほしい。
こちらから掴みにいく中途採用にはない大らかさであなたを迎えるために、採用する私よりもアグレッシブな人に来てほしい。
そのために、採用試験という短い接点の中で、あなたをMAXにアピールしてほしい。
どうせ、とか言わずにまっすぐに飛び込んできて。
一回きりのカードを、最大限に使ってみせて。

だから。
私の新卒就活アドバイスは、ここから逆算。
と決めました。

彼がここまでのことを望んでいるかどうかはわからんのだけどw
むしろ、望まれてない気もするのだけどww
Sさん。『企画ってどうやってるんすか?』という質問への、より具体的な答えがこれですね。
私はこうやってやってます。

このことを考えている時の私のテーマ曲はimaseのhave a niceday.
すぐに白黒つけたくなる感覚をびろーんと伸ばしてくれます。
至近距離でモノを見るなよ、的な。

Boys be ambitious & Have a niceday


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