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衰えないもの

ナクシャトラとは星の集団を意味しています。地球から見た白道と呼ばれる道を27等分したものです。日本では宿曜として知られています。12星座は太陽の通り道・黄道を12等分したものですが、地球から見た場合はナクシャトラを細分化したように表します。白道と黄道は実は少しずれています。月は約27日間かけて地球の周りを一周します。1日に1つのナクシャトラを通過し、表していくと実は正確には27日+8時間でしたが、キリが悪いのでアビジットというナクシャトラはリストから外されました。

1日は360÷27で13度20分の領域を持ちます。すると、12星座で考えると1星座につき、3つの星座にまたがります。インド占星術は太陽よりも月が重要視されます。月が位置していた場所をジャーマナクシャトラと呼ばれ、自分の特性や本質をあらわします。

ナクシャトラとはサンスクリット語で「衰えないもの」という意味です。
つまり永遠に存在し続けるものという意味です。
天体は移動しますが、星座は不動です。

複数のチャートをもつインド占星術の中で
DIチャートが今世の自分の人生の羅針盤だとしたら、
ハウスは目に見える状況・行動・結果をあらわします。
ナクシャトラは原因や結果を示してます。種がなければ木は生えてきません。カルマを表しています。さらに、ナクシャトラは親子で引き継がれるものです。
天体は原因と結果をつなぐ仲介するメッセンジャー
表面上で知る事が出来るのは惑星とハウスの位置関係ですが、
自分自身は何者なのか、カルマを知りたいのであればナクシャトラを知る事が大切です。

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