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ゾーンに入りたいぞ〜ん

 あるボディービルの世界大会で優勝された日本人の方が仰っていました。
 筋トレで身体を追い込むとピンチに陥ったと脳が判断し、死なないように脳からもっと強い身体にな〜れと司令が出て、筋肉が強く肥大化するそうです。

 ボディービルの大会用の肉体を手に入れるには、様々な研究結果を元にスケジュール通りの鍛錬、栄養、休養を織り交ぜながらデカい身体に仕上げていきます。

 ただルール無用の純粋に強い人間になりたければ、体力が回復次第厳しい鍛錬をこなし、限界一歩手前で休んで回復したらまた限界一歩手前まで鍛錬する。
 格闘マンガの世界そのままです。

「ゾーンに入る」とはなんぞや。まだ世の中的にも研究途上のようですが、脳は消費エネルギーとしても筋肉と互角くらいエネルギーを要します。
 鍛錬に時間を費やすためには、余計なエネルギーは極力使いたくありません。
 肉体の五感の消費エネルギーを抑えられれば、だいぶ省エネになります。
 最初は全く出来なかった作業も、訓練と経験次第で最初はあれ程難しかったのに、そのうち簡単に出来るようになるじゃないですか?
 楽に出来るので、消費エネルギーも少なくてすみます。
 この余計な事に脳を使わずにすむ状態が、「ゾーン入る」状態に近いそうです。

 ゾーンに入っている人たちは、ある意味五感を絶ち感覚が鈍っている状態なので、疲れも感じにくい状態です。

 学校の図書室で読書していた時に本棚がいくつもひっくり返るくらいの大地震が起きたにも関わらず、友人に肩を揺さぶられるまで気が付かなかったキュリー夫人。

 仕事がただただ好きだから夜中の2、3時まで毎日働いていただけなのに、社員や家族に心配されていたホンダの本田宗一郎社長。

 朝からネタを作り始め、夜になるまで何も食べなかったので何か食べようと冷蔵庫を開けたら何も入ってなく、奥様に怒ったら、
「3日ぶりに部屋から出てくるような人の料理なんて作ってないわよ」
と3日経っていた事に気づかず怒られた爆笑問題の太田さん。

 みなさん、イカれてますね。
 私はこの記事を書いただけで、もうへとへとですけどね。



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