Odette
詩は、ココロの吐息
日々、考えていること
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大好きな詩や映画、本からの引用
ビジネスパーソン向け情報サイト「ダイヤモンド・オンライン」にコラムが掲載されました。 20年前フランスの地で学んだワインを通じたスマートな男性の振る舞い方や、デートでの男女の社交術について執筆させて頂きました。 普段被っているお面を外して、秋の夜長に大切な人と一緒にワインを楽しみたくなる…この記事を読んで、そんな気持ちになって頂けたら嬉しいです。
好きです 偽りのないあなたの 澄んだ目が 見る世界が好き 隣にいるのに まだ遠い遠いあなたの 柔らかい魂 孤独な魂の いつか必ず交じり合う 軌跡を探して 私は今生きている
嵐がきた 堅く握っていた手が 離れるほどの でもこの嵐は 私たちの絆を堅くする 以前よりずっと もっと 嵐の後に乾杯しよう 疲れた二つの羽を 休めて 明日ふたたび 羽ばたくために 二人が一つだと 思い出すために 会っていても 会えなくても あなたの存在を感じ あなたを愛し抜くと 自分に約束するために
例えば朝 歯を磨くとき 自転車のペダルを 踏みこむとき ドライヤーで髪を 乾かすとき 友と語り合った帰り道 真っ黒な星空を 見上げるとき あなたが不意に現れる 優しい眼差しで私を包み込む その瞬間 例えようもなく清らかで 満たされた気持ちになる いま、ここに まるであなたが いるかの如く
あなたに出逢うために 私は沢山の喪失と崩壊を 経験した でもそれは必然 私がそうしたくてそうしたから 真裸になることは厭わない 戦場で過去に傷つけられ 流れた血は 私の血も 相手の血も 私の人生の道しるべ。 随分と遠くまできてしまった もう元には戻れない 正気の愛を知ってしまったから あなたからもらった3本の薔薇 枯れてしまった今も 私の心に咲き続ける 3と3を足したら6になるんだよ それをあなたに今、伝えたくて
寄せては返す 外房の荒い波音 充電中のスピーカーの バックライト 気付かれた涙と 気付かれなかった涙 漆黒の海 闇夜に動く星 指間に残る砂粒 初めて一緒に飲むシャンディガフ タクシーの中のあなたの横顔 吸い付く肌と肌 言いかけて 言えなかった言葉 忘れないように書き留めた いつまでも 目覚めたくないような夢を
自分のことは結構、好き。 私より面白い人間なんてそうそういないと思ってるw でもそれは、私が私であるから。 他人からどう見えるかなんて 正直どうでもいい。 愛し、感動し、笑い、時には涙する。 五感をフルに使って、自分を楽しむ。 頭なんて使うのは、後。 それが周りに伝染する。 自分を好きだから、他人も好きになれる。 むしろ良いところしか見えない。 誰かを変えようとさえ、思わなければ。 自分が変わらないのと同じ。 他人も変わらない。 愛されるのに理由なん
深夜の映画館 エンドロールはとっくに終わったのに 席を立てないでいる 胸躍り血が湧き上がるあのシーンまで 巻き戻せないことは 痛いほどわかってる 音楽が止み あかりが灯って 現実に引き戻されても まだ席を立てずにいる 新しいストーリーの始まりを 沈黙の中でただ待ちわびてる 隣の席のあなたを盗み見て 同じ思いだといいと願う 膝の上に置かれた大きなあの手を また握りたいと思う 果てない幻想に 身を任せたくなる
何に縋ることもなく 風のように颯爽と でもその瞳の奥では いつも何かを追い求めてる 大人の顔した少年の瞳 見つめられると 吸い込まれそう 甘やかな声音 心地の良さと 言いようのない不安を 掻き立てる 真夜中になる前に 帰らなくっちゃ 「明日もくるね」 とあなたは言った 「明日はいつなの」 心で呟く 聞こえないように
思い出は 想像よりはるかに強く 色彩豊かに 脳裏に焼き付いてる こんな少しの期間で こんな近くにいる 人生は不思議だけど もっと 摩訶不思議なのは 私の心に いつのまにか 入り込んだ あなた また会う日に向かって 真っ直ぐに 今日も生きてる
その日がくるといいなと 待ち侘びて 待ち焦がれて その日が無事に訪れた時の 景色を想像する 人気のない海岸 打ち寄せる波音と 重なり合う2人の鼓動 あなたの 少し赤らんだ頬 夜の帳が下りて 不意にもれる吐息 想像しただけで お腹いっぱいになるほど 幸福な一日 どうしようもなく はやる気持ちを抑えて ハンドルを握る 別々の場所で 私たちは 今日も生きている
約束とはコミットメント。 来週の約束は、私の時間を あなたに差し出すコミットメント。 約束をしなければ 自由でいられるのかというと そうでもなくて むしろ 約束のない日々は 永遠みたいに感じる ポツンと1人 谷底に取り残されたような あなたを呼んでみる それでもあなたが来ないから 自分との約束をしてみる 今はただ 綺麗な気持ちでここにいようと
誰かを手にいれることができないのと 同じように 誰かを失うことはない。