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相棒のお話

 私は基本的にイライラせずにお仕事と向きあっていられる。理由は簡単で、お気に入りの道具を持ち込んで仕事をしているからだ。それらを触りたいがために、出勤してお仕事をしていると言っても過言ではない。今回は私のお仕事道具、いや、相棒を紹介したい。

東プレ REALFORCE R3SC13

 メインの相棒はキーボードだ。東プレのリアルフォースオール30g(押下げに必要な力加減=30g)有線タイプ、静音モデルを愛用している。テンキーレスモデルだ。私は仕事でAutoCADを頻繁に使うので、右手がマウスとキーボードの間を何度も行き来する。このときの移動距離を少しでも減らしたいと考えて、テンキーレスモデルを選択した。数字入力にはやはりテンキーがあった方が楽なので、左手側にテンキーを買い足して左手で数値入力をする運用にしてる。この話は長くなりそうなので、またいつか別の機会に。
 リアルフォースは静電容量無接点方式というスイッチを採用している。その独特のコトコトとした優しい打鍵感が心地よくて楽しい。触ったことがない人は、セブンイレブンのATMテンキーを触って欲しい。セブンのATMも静電容量無接点方式なので、そちらで試すこともできる。もちろん、家電量販店で触ることも可能だ。指を楽にして、自重で落下させるだけで自然に吸い込まれるような打ち心地に慣れてしまうと、もう元の適当なキーボードには戻れない体になってしまうと思う。
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Logicool MX ERGO トラックボールマウス

 AutoCADを触る以上、避けて通れない(?)職業病として、右手首の腱鞘炎が挙げられる。図面作成という特性上、高頻度で大きくポインタを移動させる必要があるからだ。そこで、前職の先輩から薦められて導入したデバイスがトラックボールマウスだ。
 トラックボールマウスは通常のマウスと異なり、本体を一切動かすことなくポインタを操作することができる。本体を動かす代わりに、マウス上部に取り付けられているボールを親指(モデルによっては人差し指等)で転がすことによってポインタ操作を行う。慣れるまでは操作に違和感を覚えるものの、一週間から一か月も使えば操作に馴染んでしまい、通常のマウスには戻れなくなってしまう。ゲームのコントローラにあるジョイスティック🕹を操作する感覚に近い。これによって、右腕を動かす必要がなくなるため、CADオペ職業病である右手首の腱鞘炎から解放された。実際の作図時には、一般的なマウスであれば数回本体を持ちあげてカーソルを動かす必要のある距離であっても、ボールを勢いよくシャーーっと転がすだけで瞬時に移動をすることができる。
 さらに、MX ERGOには再割り当て可能なボタンがホイール押込み/左右 を含めて6つも付いている。特定のボタン+ジェスチャ機能も含めると、ボタン同時押しを含む10種類のキー操作を割り当てることができる。例えばCAD使用時に多用するDeleteキーをマウスに割り当てることで、右手をマウスから放してキーボードまで移動、Deleteを押してオブジェクトを削除せずに右手はマウスの上に添えたまま、オブジェクトを削除することができる。

MX ERGO カスタマイズ例

 一度この操作感を味わってしまうと、出先で通常のマウスを用いてPCを操作しなければならない場面でストレスを感じてしまう。それが、トラックボールマウスを導入するデメリットといえばデメリットだど言える。こちらも是非家電量販店で触ってみて欲しいと思う。
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