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AI画像制作

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AI画像制作に関する記事をまとめています。 不定期更新。
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記事一覧

Adobe Photoshopのチュートリアルに挑戦!PhotoshopだけでAI画像を生成してみた | AI画像制作手帖 「05:オムライス」

ある日インスタを見ていたら、生成塗りつぶしだけで画像を作っているAdobeの広告が入って、面白そうだったので、試してみる事にしました。 今回はStable Diffusion・Adobe Fireflyなど、ほかの画像生成ツールは使わず、Photoshopのみを使います。 Adobeにログインが必要ですが、Adobeのヘルプを「photoshop 生成AIで素材を作成しよう」検索すると今回参考にしたチュートリアルが出てきますので、そちらもご参考ください。 画像をクリック

背景を入れ替える|AI画像制作手帖 「05:ビジネスウーマン」

AI画像を生成していいると、人物はこっちが良いけど、背景はこっちが良いという場面に出くわします。 背景を入れ替える方法は沢山ありますが、私の現時点で一番きれいにできる方法を書き残しておきます。 手の修正工程もありますので、ご参考に見ていってくださいね。 背景にしたい画像と、被写体を残したい画像を選ぶ今回選んだ画像はこちら オフィスで働く女性を生成しようとしたのですが、Japanese woman と入れたからか、背景が和室風になってしまいました。 こちらを、オフィスっ

AI生成の画像とプロンプト管理方法(Stable Diffusion & Adobe Firefly)

今回は私の画像とプロンプトの保存方法をご紹介します。 紹介するまでもないほど、かなり雑ですが、とても簡単です。 Stable Diffusion と Adobe Firefly の保存方法をそれぞれ書いていきます。 画像の保存方法:Stable Diffusion私は一つのプロンプトで数十枚〜数百枚生成しますので、全部残しておくと保存容量を圧迫していまい、定期的に整理する必要があります。 まず、プロンプト保存しておきたいなーと思った画像を一つのフォルダに入れます。 外付

img2imgがうまくいかない時の小技|AI画像制作手帖「04:きらきら星」

AI生成画像のimg2imgを使って画像全体に統一感を出そうとしたとき、うまくいかないことがあります。そんな時に見つけた解決策をメモしておきます。 生成した画像を加工する童謡の歌詞を翻訳してプロンプトとし、AI生成画像にして遊んでいるのですが、面白い画像がくる事があり楽しいです。 ブログにまとめて置いてありますので、ぜひ遊びに来て下さい。 今回は、童謡「きらきら星」の歌詞を使って画像を生成してみました。 選んだ画像はこちら。 これを高解像度化していきます。 Photo

部分的に鮮明にする方法|AI画像制作手帖 「03:大きな栗の木の下で」

今回は、画像編集の小技をご紹介します。 Stable DiffusionとPhotoshopを使って、画像の一部を鮮明にする方法を試行錯誤していた時に見つけた方法です。 プロンプトで遊ぶ 童謡の英語訳をプロンプトとして使い、画像を生成する遊びに挑戦しています。 最初の生成は、童謡の英語訳のみを使うというルールで、生成結果が不安定になりがちですが、驚くほど素敵な画像が出来上がることもあります。 これまでに童謡プロンプトで生成した画像をまとめています。 ぜひブログにも遊びに

見切れた画像の修正|AI画像制作手帖「02:チューリップ」

AIで画像を作るとき、素敵な作品ができあがったのに、絵がちょっと切れてしまって、がっかり…そんな経験、ありませんか? でも大丈夫!今日は、そんな「もったいない!」を「やった!」に変える、画像の修正術をご紹介します。 使ったツール Stable Diffusion(画像生成) Adobe Photoshop(画像補正) DeepL(翻訳) 最初の画像を生成する 「チューリップ」という童謡を思い出しながら、赤、白、黄色のチューリップが並ぶ画像をAIにお願いしました。

AI画像制作手帖「01:黄昏の浜辺」

画像の制作工程っていくらでも見たいですよね。 メイキング動画とか、何時間でも見ていられます。 私は素敵な画像見つけたらどうやって作られたのか気になります。 見ているだけでも楽しいですが、紹介されたテクニックを参考に自分のレベルも上げていきたいです。 というわけで、誰かの暇つぶしや参考になるかも知れないし、過去の自分がどう考えながら作った画像なのか、記録も兼ねて、私の画像制作過程を紹介していこうと思います。 使ったツールMicrosoft Copilot(プロンプト生成)

AI画像で崩れた手の修正 Photoshop&I2I編(2023年8月)

※この記事は2023年8月にブログで公開し、note用に修正したものです。 画像生成AIで悩みの種の一つ、手が崩れてしまう問題。 お困りの方も多いと思うので、現時点で私がやっている方法をシェアしようと思います。 ControlNetを使わないので、Stable Diffusion WebUI以外のツールを使う場合でもヒントになるかも? 近いうちにAIの方が綺麗な手を生成できるように進化しそうな勢いですが、それまでの間、何かの参考にしていただければ嬉しいです。 最初の画

イマイチだった写真をAIで蘇らせる工程

この記事は2023年6月25日にブログに掲載したものを修正したものです。 今回は過去に撮影したけどいまひとつ上手く取れなかった写真を、画像生成AIを使って蘇らせてみようと思います。 使うもの素材にする写真 Image to Image(i2iと略します)ができる画像生成AI(今回はStable Diffusion(SDと略します)を使います) おまけでPhotoshopを使います。 今回使う画像はこちら 海の対岸にあった昼間の工場の風景です。 気に入ってはいるん

画像生成AI(Stable Diffusion)の自己流制作工程 その3(2023年5月版)

この記事は2023年5月にブログで公開したものをnote用に修正して掲載しています。 前回画像生成AIの自己流制作工程を公開した時と、やり方がずいぶん変わりましたので、現在の制作工程を書き残しておきます。 数か月後はまた違うやり方をしているかもしれませんが、何かの参考にしていただければ幸いです。 まずは text to image で画像を作る 今回は画家のアトリエの画像を生成したいと思います。 使うソフトは、前回から変わって Stable Diffusion A

AI画像生成自己流制作工程【Image to Image編】

この記事は2023年05月24日にブログで公開したものをnote用に修正して公開しています。 前回は Text to Image の使い方をご紹介しましたが、今回は Image to Image の使い方を紹介します。初めての方にもわかりやすいよう、専門用語などはなるべく使わないようにお伝えします。 Image to Image(i2i) はAIに画像を読み込ませて、それを参考にして画像を生成してもらう仕組みです。 用意した画像に異なった雰囲気を加えたり、イラスト読み込ま

AI画像生成自己流制作工程【Text to Image編】

この記事は2023年4月15日にブログで掲載したものを修正して掲載したものです。 大流行のAI画像生成の自分流の作業工程を記録しておきます。 この記事の内容は、2023年4月15日時点での情報に基づいて書かれています。 AI画像生成にあまり馴染みがないけれど、雰囲気を知りたい方や、これから始めようとする初心者の方向けの文章となります。専門用語はなるべく少なく、わかりやすくお伝えしたいと思います。 AI業界は流れがとてつもなく速いので、先駆者のみなさんの影とか残像を追いか