見出し画像

としょかんでしりとり 「す」

すーみー、すーみ

なんだか更新に時間がかかっちゃてるぞ。
なかなか記事が書けないな。
困ったな。
ネタ切れじゃないぞ。

考えたんだけど、みんな記事を完成させてアップさせるじゃんか。
偉いよね。
俺にはできないっぽいんで、下書き段階でアップして、だんだん完成させていくという方法はどうだろうか?

ということで未完成のままアップし、完成を目指すという試み。

今回はすーみー、またはすーみ
覗き見です。

図書館じゃなくてもいいんだけど、たとえば電車でスマホや本を隣の知らない人に覗かれたらどうですか?
私はいやです。
でもスマホはいやだけど本なら別にいいかって人もいるかもしれませんね。
電車でスマホっていや、みんな結構プライバシー丸出しにしてるよね、SNSやチャットアプリなんかバリバリ見える状態で平気っぽいしね。

さて図書館には、利用者の貸出履歴等を絶対外部に漏らさないという当たり前の義務(守秘義務)がありますが、それとは別に、利用者のプライバシーに最大限配慮するというマナーがあります。

具体的には、閲覧中の資料や棚を簡単には悟られないような配架やレイアウトにするという工夫です。例えば病気について、または離婚についてなどは、ひっそりと隠れて調べたいですよね。そこで、それらの棚にちょっとした死角を設けて、安心して資料を探せる環境を作り出します。

しかし一方で、切り抜きや書き込み、ICタグを導入していない図書館では盗難の心配があります。これを防ぐにはどうするか?

とある赤毛の図書館探偵(注)から聞いた対策は、棚の、ちょうど顔から胸元の高さの列をまるごと空けて、スタッフの目が届くのぞき窓のようなものを作るということです。

これによって死角のような雰囲気を醸しつつ、目の届く窓もあるという、なんとなく大丈夫なような状態になり、利用者も図書館も安心だ!ってことらしいです。

でもこれ、実行するにはなかなか勇気がいりますよ。なんてったって貴重な配架スペースを大量に潰してしまいますからね。特に3類。
無いってそんな悠長なスペース。
あと座られたらもうどうなってるかわからんね。

ということで、やっぱ一番の対策は死角を設けたうえで、スタッフがまめに配架しつつ横目で監視するという方法かな。「監視」という言葉が強すぎるなら「見守る」でどうだろう。何だ、やっぱすーみーじゃんか。違うか?違うな。

ということで、次回は「」だよ! お楽しみに!


【すーみー】または【すーみ】
のぞき見。
宮良信詳『うちなーぐち活用辞典』国立国語学研究所 2021

すみ見。かいま見ること。のぞくこと。
国立国語研究所編『沖縄語辞典』国立国語研究所資料集5 大蔵省印刷局 1969


注:赤毛の図書館探偵

Via Amazon …誰っすかこれ。こんな可愛いかったっけ?

かん子さんお元気ですか。
一緒に行った古見小学校、廃校になっちゃいました。
あのバオバブの木はどうなったんでしょうね。
じゃあまたねー


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?