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魔女シリーズ

閉じた場所

遥か昔、月と地球が一緒だったころ頃僕はブログをやっていたのだがその頃のような閉じた空間をネットに求めている自分がいたのもあって唐突にXのアカウントを消した。
リアルの知り合いとの繋がりを増やしすぎたのもあって喋るのが億劫になっていたね。
一桁の知り合いと繋がっていた頃のGREEとかmixiあたりの雰囲気を思い出して謎のノスタルジーを感じていたりもしていて、アメブロのヘッダーにしていた夕暮れの海のラッセンとか、ブログのカウントしてくれるパーツもない空間だけど、僕はこの文章を書いてるとき記憶の残滓から
懐かし味を絞り出している。

魔女シリーズ

最近一人の魔女と犬を主軸にした絵を描いている

魔女初期コンセプト

これが最初に描いたやつ、この時はほんと漠然としてて何を目的にしているキャラなのかとか無かった、名前は「リエル」
一応左上のパンツスタイルが夏服、右上が冬服で設定して描いていた。
奥から飛んでいるキャラは別シリーズのキャラなので恐らくもうこの子と一緒に出ることはない。

魔女初期コンセプト2

次に描いたのはこちら、箒が犬になる設定が追加、いやむしろ犬が通常の形態。名前は「ルノ」
この辺からリエルが戦争によって破壊された村の魂の人間の魂を寄せ集めた幽鬼、かつ魂がごった煮になった影響で記憶喪失で自身のアイデンティティを探しているとかルノは魔物とかそういう設定が追加されていった。
ちなみに幽鬼になると寒いとか暑いとかあまり関係ないから服なんて合ってもなくても変わらないのだけど、生ある人間に執着を持っているので人らしい姿を維持する為に他人の魂を喰らって生成をしている。
服に関してはリエルとベースとなった人間が紫色の服の占い師であったために元々少し魔女っぽさがあり、夜な夜な人間を襲撃するうちに魔女と呼ばれるようになり、アイデンティティがない本人も自身を定義づけ出来るのは丁度いいと考えて自身のイメージが固定化されて現在の姿になったと想像。

豚さんの街

だいぶがっつり描いている、ルノにカレー食べさせるために材料を買いに来た話を描いた絵。
この街では知能ある豚が家畜の豚を売っている街で、襲っても豚人の魂を得るメリットはないので大人しく買い物をしている。
あと魔物といえどベースが犬なので玉ねぎは使わないカレーになる予定だったが
野生のドラゴンに品物を焼かれて目当てのものは手に入らなかったとか。
あと季節感の無い幽鬼だからか恰好の異質さが出ている、冬でもないのにマフラーやらタイツやら。
タイツに包まれた脚が好きなのでこの設定にしたまである。
ルノが寒いとか暑いとか言うことで人間らしさを補っているまであるので何かの拍子に仲たがいしたら人外化が加速しそうではある。

バトル

人間の魂を狙って襲ってるうちに討伐対象になって戦う時もあるのでそれぞれの状態を描いてみた、自分は人の姿はしてるけど人の世に居てはいけない者が大好きで、現実にある作品なら犬夜叉で死人となって甦った桔梗が村に滞在していたときに旅の坊さんに見破られて否応なく戦いになったシーンが好きだった。戦闘そのものではなく、人に紛れ込んで人っぽくしていてもいざという時に魔物の本性の様なものが出て言葉が荒くなったりそういうのも好き。

攻撃

ちなみにリエル本人の命を喰らう魔法とルノの雷魔法は合わせることで相手の体力を急速に奪い、効率よく魂を回収できる、現状殺傷力自体はそこまで高くないので戦いの専門家相手には苦戦を強いられるくらいの強さ。

魂の捕食、ラフ。

アンデッドっぽく、苦しんでいる人間の魂のが美味なのと、若くして死んでしまった後悔からか自分が出来なかった人生を謳歌している幸せそうな、特に同性を苦しめることで愉悦を感じている様子。
ルノは優しかった生前のリエルを知っているので渋い顔をしている。

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