デジタルデトックス完了〜ミレニアル世代からのON/OFF案〜
自分がミレニアル世代だと言われてもピンと来ないほど、浸透していないワードをタイトルにしちゃいました...。
団塊や、金の卵や、そのワードから時代を感じ取れることは、まぁ、ありますね。
さて、このGWはデジタルデトックスをしておりました。
【デジタルデトックスの利点】
その利点とやらをググると、
「目の疲れがなくなる」
「時間の浪費がなくなる」
「五感が研ぎ澄まされる」
など...様々な、良さそうな、効果が出てきます。
【デジタルデバイスの欠点】
反対に、デジタルを使い続けることの欠点は、
「体に悪影響を及ぼす活性酸素が活性化する」
「考える力を失くす」
かのスティーヴジョブズ氏も、
我が子にスマホを与えていなかった事は有名な話です。
【文明の利器の常】
文明の利器は、代償として何かを失うように出来ている。
上記の例からもその事実は明白です、
田舎のおばあちゃんがよく言いますよね、
「なんでもほどほどが丁度いいんだよ〜」ってね。
「考える力を失くす」という対価は欲しくないし、子どもにも与えたくない。
だから、デジタルデトックスは重要で、
ON/OFFを親が意識的に取り入れるといいですよね。
親が使うから子どもも使う...!
【これからを生きる子どもたちの課題】
特にこれからの時代は、
共創の時代と言われていて、
既存の舞台の中で競争する時代では無く、
己の考える力と協働力が大切になるのです。
(本来、地球で生きる生物としては、
自由に生きられるエネルギーこそが本質なのですが、
こと、社会で生きるにあたって必要な要素...という事でもう少し話を進めます。)
【文部科学省も「新たな学校文化の形成」を考えている】
文部科学省HPより抜粋
《子供たちの65%は将来、今は存在していない職業に就く(キャシー・デビッドソン氏(ニューヨーク市立大学大学院センター教授))との予測や、
今後10年~20年程度で、半数近くの仕事が自動化される可能性が高い(マイケル・オズボーン氏(オックスフォード大学准教授))などの予測がある。
また、2045年には人工知能が人類を越える「シンギュラリティ」に到達するという指摘もある。
このような中で、グローバル化、情報化、技術革新等といった変化は、どのようなキャリアを選択するかにかかわらず、全ての子供たちの生き方に影響するものであるという認識に立った検討が必要である。》
《我が国の近代学校制度は、明治期に公布された学制に始まり、およそ70年を経て、昭和22年には現代学校制度の根幹を定める学校教育法が制定された。
今また、それから更に70年が経とうとしている。
この節目の時期に、これまでの蓄積を踏まえ評価しつつ、新しい時代にふさわしい学校の在り方を求め、新たな学校文化を形成していく必要がある。
予測できない未来に対応するためには、社会の変化に受け身で対処するのではなく、主体的に向き合って関わり合い、その過程を通して、一人一人が自らの可能性を最大限に発揮し、よりよい社会と幸福な人生を自ら創り出していくことが重要である。
そのためには、教育を通じて、解き方があらかじめ定まった問題を効率的に解ける力を育むだけでは不十分である。
これからの子供たちには、社会の加速度的な変化の中でも、社会的・職業的に自立した人間として、伝統や文化に立脚し、高い志と意欲を持って、蓄積された知識を礎としながら、膨大な情報から何が重要かを主体的に判断し、自ら問いを立ててその解決を目指し、他者と協働しながら新たな価値を生み出していくことが求められる。
学校の場においては、子供たち一人一人の可能性を伸ばし、新しい時代に求められる資質・能力を確実に育成していくことや、そのために求められる学校の在り方を不断に探究する文化を形成していくことが、より一層重要になる。》
【切っても切れない利器との関係】
現在の子どもたちが大人になる頃、
15年後くらい迄には社会は大きく変わりそうです。
今は存在しない仕事に就く。
その変容の時代の中心になるのが(冒頭のワードで言う所の)ミレニアル世代という事です。
ミレニアル世代は現在の親世代。
30代〜40代を生きながら子ども達の未来へギフトを届ける。
文明の利器の恩恵を受けつつ、未来のことも真剣に考えるべき世代です。
決して「逃げ切った世代」などとディスられないようにしっかり考えましょうね。
【受け身では生きていけない時代】
まとめると、
受け身では生きていけない時代に突入している。
でも、
デジタルデバイスに全ての答えが詰まってるような時代を生きている。
イシュー、インフルエンサー、エビデンス、サマリー、バズる。
単語だけが増え続けているけど、
本当に知っている事柄は、
人は「生まれ」「いつか死ぬ」という事だけ。
人の営みもまた、自然の摂理。
デジタルデバイスと丁度いい距離を保って、
本来自然が持つ豊かさを感じていきましょう。
感じることから表現は生まれる。
私たちはその事を大切に、
「音楽×五感の教育プログラム」を行なっています。
「感じ考え、共奏(創)する力」を一緒に養っていきましょう。
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