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(11)The Future of ‘Birds-first’ Breeding「見たことがないペットショップ!?」

いつもありがとうございます。鳥爺です。

繁殖場を後にし、次に向かったのが鳥専門のペットショップです。
場所はマニラ市内でも繁華街にあります。
到着した時間は夕方で、すでに暗くなってきました。
その関係で周りのネオンが明るく、繁華街の中でも夜の歓楽街といった雰囲気です。

目的のペットショップがありました。
外見からではペットショップかどうかわかりません。
かろうじてコンゴウインコのイラストが看板としてあるだけです。
それは店内に入っても同じでした。
店内は細長く通路は横に2人は並べない狭さ。
しかも鳥用品らしきものはありますが品数は少なく、これで経営が成り立つのかと心配したほどです。

すると友人が店内入って右側にある階段を指差しました。
なぜか階段はペットショップのように壁際に商品がないので、余裕の広さがあります。
階段の入り口にはレストランのメニューが置いてありました。

なるほど2階はレストランのようです。
すると「ここで夕食を摂ろう」と、友人からの提案がありました。
もちろん断る理由はないので、2階へ。

そして2階に上がりきった直後でした。
一瞬、目を疑うのような光景が広がっていたのです。

2階には1階からの吹き抜け、ガラスで区切った大きな空間が広がっていたのです。
ただの空間ではありません。そこにはコンゴウインコの仲間や、オウムの仲間が放し飼いになっていたのです。

そして空間を取り囲むようにテーブルとイスが並べてありました。
ガラス越しですが、ちょうど目の前に止まり木が設置されています。
まだ暗くなったばかりですので、お客も少なく、一番鳥が見やすい場所に陣取りました。
空間の広さは推測ですが100m2以上はあったと思います。
高さは1階、2階の吹き抜けですので5m以上はありそうです。
鳥たちがいる空間には照明はありません。
私たちが到着したのが夕方で暗くなり始めていましたが、鳥の様子をしっかり見ることができました。
でも30分後にはすっかり暗くなり、鳥たちのシルエットくらいしか見えなくなりました。

お国柄、夜でも明るく照明を点けて、お客に見せるのかと思いましたがそうではないことにちょっとホッとしました。
今度は昼間に来て、鳥たちが自由に活動している姿を見たいと思った次第です。
スケジュールの関係で昼間の訪問は叶いませんでしたが、今までこんなペットショップいやレストラン見たことがありませんでした。
あまりにも興奮したため、レストランでは何を食べたか、今でも思い出せません(苦笑)。

(つづく)

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