鳥爺

「人・鳥・社会の幸せにために」をライフワークとして活動しています。半導体加工、バードシ…

鳥爺

「人・鳥・社会の幸せにために」をライフワークとして活動しています。半導体加工、バードショップ、ディスコの創立や運営を経て、現在は認定NPO法人TSUBASAで活動しています。また鳥爺として、「一羽でも多くの鳥と、一人でも多くの愛鳥家が幸せになる」ことを目的に活動しています。

マガジン

  • 鳥爺DJ奮闘記

    鳥爺が33歳から8年間。長野県飯田市で倒産寸前のディスコを再建する物語です。

  • コンパニオンバードの繁殖の未来

    このブログテーマで目指したいことは、多くの愛鳥家の皆様に「繁殖の過去、現在」を知っていただきたいことです。 「The Future of ‘Birds-first’ Breeding」(鳥優先の繁殖の未来)を作り上げ、一羽でも多くの鳥たちや、一人でも多くの飼い主さんが幸せになれるように最善を尽くしたいと思います。

  • 鳥爺寺子屋

    鳥とあなたが幸せになるために。

  • 行ったつもりdeコスタリカ編

    幻の鳥「ケツアール」を求めて、コスタリカに行きました。 その珍道中記です。 よかったらお読みくださいね。

  • お知らせ(セミナー、イベントなどのご案内、他)

    鳥に関するセミナーやイベントのご案内です。鳥好きはもちろんのこと、鳥に関心がある方も是非ご覧いただけたら嬉しいです。

最近の記事

(58・終)鳥爺DJ奮闘記「私のDJで踊ってみませんか!?」

いつもありがとうございます。鳥爺です。 「ダンス大会に優勝して、ジュリアナTOKYOのお立ち台で踊ろう!」のイベントは、強行軍でしたが無事終わりました。参加した二人の女性も大感激でした。 それ以外にもいろいろな企画を考え、実行し続けました。 前回の例ですが、空振り三振やアウトになるケースが減り、ホームランは少ないですがヒットを打てる確率が増えてきました。 そんなことを毎週のように繰り返していくうちにクチコミで話題になり、県外からもお客が来るようになりました。 またカワダ

    • (57)鳥爺DJ奮闘記「ジュリアナTOKYOのお立ち台で踊ろう!?」

      いつもありがとうございます。鳥爺です。 「NEXT」のオープンはトラブルもなく大盛況で終わりました。 ただ「新規開店」と「女性無料」ということで、たくさんの若者が集まったと思います。 大事なことはこれからです。 今回のような大盛況は今後あまりないと思いますが、できるだけコンスタントに集客をしなくてはなりません。 しかも営業日は毎日ではなく、金曜日と土曜日のみです。 週2日間の営業で収益を上げていなかければ、多額の借金は返せません。 そのためには「また行きたい!」と思ってもら

      • (56)鳥爺DJ奮闘記「日本に10枚しかないレコード?」

        いつもありがとうございます。鳥爺です。 NEXTのオープンは、いつもと違う不意を突く演出が功を奏し、1曲目からラストまでノリノリでした。 私より経験の長い大久保くんも、「こんなことは初めて」と笑顔全開でした。 こんな状況でしたので、途中から帰る人は少なく、途中から入店する人が続くため、店内は大混雑になりました。 それでもお客はマナーを守り、トラブルもなく終了時間になりました。 ラスト曲のときも私がDJです。 こういう場で、華を持たせてくれる大久保くんには、大人の余裕を感

        • (55)鳥爺DJ奮闘記「不意を突く演出?」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 新店舗「NEXT Rave Factory」、通称「NEXT」にはオープン前に100人以上の若者が並んでいました。 小さい街です。新しくお店がオープンする噂はあっという間に流れます。 それがディスコということであれば、ダンス好きの若者は居ても立ってもいられなくなったと思います。 オープン前に外に出て行列を確認すると、見覚えのある顔がずらりと並んでいました。 「この日を待っていたよ」 と数人の常連客が嬉しそうに私に訴えてきました。

        (58・終)鳥爺DJ奮闘記「私のDJで踊ってみませんか!?」

        • (57)鳥爺DJ奮闘記「ジュリアナTOKYOのお立ち台で踊ろう!?」

        • (56)鳥爺DJ奮闘記「日本に10枚しかないレコード?」

        • (55)鳥爺DJ奮闘記「不意を突く演出?」

        マガジン

        • 鳥爺DJ奮闘記
          58本
        • コンパニオンバードの繁殖の未来
          42本
        • 鳥爺寺子屋
          43本
        • 行ったつもりdeコスタリカ編
          15本
        • お知らせ(セミナー、イベントなどのご案内、他)
          5本
        • 改訂版「鳥のきもち」
          48本

        記事

          (54)鳥爺DJ奮闘記「オープン直前にクレーム!?」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 いよいよ勝負のオープンの日です。 この日の評判が今後を大きく左右します。 なのでとても重要な日です。 どうしたらお客が来てくれるか、経営の専門である金融機関には相談しませんでした。 やはりここはキミコとカオルの顔が最初に浮かび、相談しました。 二人の提案は 「オープン記念日ということで女性は無料に」 でした。なぜなら 「女の子が入れば、黙っていても男が来るから」と。 もちらん二人もいろいろな女性に声を掛けてくれました。 オ

          (54)鳥爺DJ奮闘記「オープン直前にクレーム!?」

          (53)鳥爺DJ奮闘記「人が人を呼ぶ」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 新しいディスコの場所が決まりました。 この時点で家賃も発生していますので、できるだけ早く再開することが重要です。 新ディスコのオープンは1ヶ月後に決め、すぐ音響、照明を担当する三村さんに相談しました。 三村さんからは 「任せろ!」 と、威勢のいい返事をいただきました。 まるで自分のお店のように頑張ってくれました。 私と大久保くんは、慣れない力仕事に精を出しました。 それはハンマーを使って、壁をぶち壊すことです。 物を作り上げ

          (53)鳥爺DJ奮闘記「人が人を呼ぶ」

          (52)鳥爺DJ奮闘記「善は急げ!!」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 地下のテナントを見せていただくために、階段を降り、入り口を開け、そして電灯を点けた瞬間、びっくりしました。 同行した大久保くんも同様にびっくりしたようです。 酒の臭いがしましたので、バーかスナックの居抜きかと思っていました。 しかし、内装がなにもなされていない状態、つまりスケルトンでした。 広さは以前のディスコの5分の一くらい。 感覚からすると「狭い」という印象です。 部屋の中をくまなく見学させていただきながら、ここをディスコにし

          (52)鳥爺DJ奮闘記「善は急げ!!」

          (51)鳥爺DJ奮闘記「一筋縄ではいかない」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 クラブ「S」の岡田社長のご紹介で、向かい側のビジネスホテルの社長(大家さん)にお会いすることになりました。 会うのは午後でしたので、予め金融機関の知り合いや、岡田社長のお兄さんである喫茶店のマスターに、大家さんのことを聞きました。 答えは岡田社長が言ったことと同じです。 一筋縄ではいかないことでは、相当有名らしいです。 「何か、攻略法はありますか?」 と、聞きましたが首を振るだけでした。 そして約束の時間です。 大家さんが所

          (51)鳥爺DJ奮闘記「一筋縄ではいかない」

          (50)鳥爺DJ奮闘記「2つの問題!?」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 「テナントがあればディスコを再開したい」と、いう話を岡田社長にすると、1枚のメモを渡されました。 メモには手書きの地図が書き込まれていました。 「こ、ここは?」 と、岡田社長の顔を見ました。 「そう、向かいのビジネスホテルの地下です。しばらく空いているので、ここの大家さんを紹介しましょうか?」 「あ、ありがとうございます!!」 まだ、テナントが決まったわけではないのですが、ディスコや私のことを気にかけてくださったことがとても

          (50)鳥爺DJ奮闘記「2つの問題!?」

          (49)鳥爺DJ奮闘記「直球には直球で返す」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 前日、クラブ「S」で泣き通し、ご迷惑をかけた見ず知らずの私に、岡田社長はどんな話をしたいのでしょうか? もしかしたら昨日の騒動の迷惑料を支払えとか、、、!? ちょっと不安な気持ちで案内された席に着きました。 「何を飲みますか?」と岡田社長。 「いえ、結構です」 お酒をいただいて、昨日のような醜態を晒したらたいへんなことになります。 「飲んでもいいんですよ。私はあなたが泣き上戸だとは思ってはいませんから」 えっ!? そうな

          (49)鳥爺DJ奮闘記「直球には直球で返す」

          (48)鳥爺DJ奮闘記「号泣騒動広がる」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 クラブで泣き通した翌日、ご迷惑をおかけした小池さんがよく顔を出す喫茶店に行きました。 小池さんとは入れ違いで会えなかったのですが、マスターが声を掛けて来ました。 「まっちゃん、聞いたよ」 「えっ!? 何をですか?」 「S(クラブの名前です)の女の子にフラれて泣いたんだって!?」 「え~!? そんな話を小池さんがしたんですか?」 「小池さんはしないよ。でも、この町は噂が広まるのが早いからね」 と、言われました。さらに続けて

          (48)鳥爺DJ奮闘記「号泣騒動広がる」

          (47)鳥爺DJ奮闘記「フラれて泣いたんだって?」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 飲み始めて1時間くらいしてからでした。 私の身体に異変が生じてきたのです。 居酒屋と違って、ゆっくりとしたペースで飲んでいましたので、酒量も少ないし酔ったという感じはしません。 しかし、なぜか涙が溢れてくるのです。 次から次に溢れる涙を止めることができません。 酔っ払って泣き上戸の人を見たことがありますが、私はそんなことは一度もありませんでした。 小池さんやお店の人も心配して声をかけてきますが、それでも涙が止まりません。 涙が出て

          (47)鳥爺DJ奮闘記「フラれて泣いたんだって?」

          (46)鳥爺DJ奮闘記「人生で初めてのこと」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 ディスコを明け渡し、放心状態で行くあてもないまま繁華街を歩いていました。 「まっちゃん!」 と、後ろから私を呼ぶ声が聞こえました。 振り返ると、声の主はいつも行く喫茶店で知り合った小池さん(仮称)です。 「まっちゃん、どこ行くんだい?」 最近、ここで知り合った人は、私のことをいつのまにか「まっちゃん」と呼んでくれていました。 「いえ、どこにも、、、」 と、我にかえり行くあてもなく歩いていることを自覚しました。 「時間あ

          (46)鳥爺DJ奮闘記「人生で初めてのこと」

          (45)鳥爺DJ奮闘記「終わった、、、、。」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 ある日突然、ディスコを不法占拠されてしまいました。 店内には、たくさんの衣料品の商品や備品が運び込まれています。 しかも夜はここに寝泊まりまでしていました。 ビルのオーナーも黙認。これでは八方塞がりです。 これからやることはひとつしかありません。 そう、私たちの財産であるレコードやディスコ、そして機材や照明器具を安全な場所に移動することです。 まず一番大切なレコードと機材、照明器具を撤去するために、三村さん(仮称)に相談することにし

          (45)鳥爺DJ奮闘記「終わった、、、、。」

          (44)鳥爺DJ奮闘記「こんな暴挙に出るとは!?」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 ディスコの出入り口の鍵が開いていたので、閉め忘れかと思っていました。 しかし、店内の電灯を点けると、そこには想像を絶する光景が広がっていたのです。 すると、 「な、なんだ、これは!?」 それ以上、言葉にもなりません。 通路とダンスホールにはおびただしい数のハンガーラックが、雑然と置かれていました。 椅子の上にはきちんと折りたたんだTシャツやジーンズが、所狭しに積み重なっています。 ディスコではありません。 これはまるで開店前

          (44)鳥爺DJ奮闘記「こんな暴挙に出るとは!?」

          (43)鳥爺DJ奮闘記「な、なんだ、これは!?」

          いつもありがとうございます。鳥爺です。 1周年記念イベントが終わった次の週に、あの衣料品会社の3人組が突然やってきました。 そしていきなり「すぐに立ち退いてくれ」 と言ってきたのです。 「約束まで、あと1ヶ月あるはずですが、、、」 と答えると 「そっちが困っているから1ヶ月伸ばしただけだ。もうディスコ閉めたんだろう?」と。 たしかに先週の1周年記念イベントが終わったので店は閉めました。 しかし、次のテナントも決まっていないし、店内の機材、備品、什器などを搬出して

          (43)鳥爺DJ奮闘記「な、なんだ、これは!?」