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vol.01 「キックオフ・ワークショップ」開催レポート(4/22)

“集まった人達でファシリテーションを学び合う場をつくりたい”

そんな、シンプルな想いから始まる、「鳥の(鳥取の)学び合いの場」である「鳥のファシリテーション研究会」。

記念すべき初回「キックオフ・ワークショップ」を4/22(土)13:00-16:00に鳥取駅近くのMARCHING bldg.で開催いたしました!開催の様子をレポートしていきます🐥

はじめに

この活動は、エミリー、クラ、まるっちの3人が言い出しっぺとして、「鳥取でファシリテーションを学び合う場を、まずは1年間のプロジェクトとして月1でやってみよう」という話となり、開催することになりました。

3人はそれぞれ、これまでの活動の中でファシリテーションを学び、実践する機会がありました。鳥取に移住やUターンし活動をしていますが、コロナ禍になってしまったことも相まって、対面でファシリテーションについて学び合う場が鳥取に無い(あったが休止しているなど)、ということを知っていくのです。

オンラインでファシリテーションを学ぶような場は増えていますが、オンラインと対面でのやりとりや経験値は差があるように感じています。かつ、鳥取でそういった場が無い、ということは、「自分たちで新しい場・時間をつくっていける」「自分たちの思いに共感して一緒に学び合える多様な人が集まるかもしれない」というワクワクが生まれるということでもあるのです。

“集まった人達でファシリテーションを学び合う場をつくりたい”

という言葉をイベント告知の冒頭に掲げ、SNSを通じて参加者を募集をしました。

当日は、言い出しっぺのクラ、まるっちの2人(エミリーは体調不良でお休み)を含め、まちづくりに関わる行政や銀行、建築といった領域の方々、学びや就労支援に関わる塾やNPO法人といった領域の方々、アートに関わる行政や編集、アナウンサーといった領域の方々の計10人の多様かつ個性豊かなバックボーンを持つメンバーが集まりました。

はじめましてのメンバー同士が、お互いのことを知り合いながら

  • 「こんなことやってみたい」

  • 「これに興味あるんだよね」

  • 「まさにここが課題なんです!」

などなど

各自の想いを持ち寄って、これからの活動内容やテーマ案を考える時間を実施しました。🐥

テーマ案(机に貼るバージョン)

当日のワーク

当日の流れは以下の通り。
①はじめの挨拶
②この場が生まれた理由(ストーリーテリング)
③自己紹介(4マス自己紹介)
④1年後の理想を描く(1年後になったとして語る)
⑤理想を実現するために起きたら良さそうなことを考える(アイデアだし)
⑥直近3ヶ月の活動を考える(全体セッション)
⑦感想と自分の問い共有

全体として、今回は未来から逆算して考えるというアプローチをとることにしました。

というのも、「せっかく普段とは異なる場に来ているのだから、そこでしかできなさそうなことをやろう」と考えていたためです。

さらに、ただ未来像を考えるのではなく、「1年後の今日にタイムスリップしたとして、理想の未来像がすでに起きたこととして語る」という条件も付け加えました。

この場に来るような人たちなら多少の無茶振りでも大丈夫だろうという判断が半分、語り方を変えることで違った言葉が出てくるのではないかという予想が半分、という理由からです!

2024年4月の様子(未来)

実際にやってみると

1年前は全然知らなかったファシリテーションですが、研究会に参加することで学ぶことができ、今では仕事にいかせています!
・司会としてファシリテーションをしていましたが、何も学んだことがなくてこれで良いのだろうかと研究会に入った当初は自信がありませんでした。ただ、1年間参加したことで今では自信を持ってファシリテーターとして活動できています
・まさか研究会として始まったのに、行政や企業からファシリテーションに関する仕事の相談が来るなんて思いもしなかったです。

など、みなさん結構ノリノリですでに起きたこととして、未来を語ってくださいました♪

また、聞いている人たちも「ああ、1年前はそんなこと話していましたね」「夏のキャンプはよかったですよね」「まさか映像をつくるとは!」などなど、良い感じで合いの手を入れながら、乗っかっていたので、一緒に場をつくっていく感じがしていました。

さらにさらに、後日参加したメンバーの1人が、SNSでこんな感想を(↓)

ほぼほぼみんな初対面のアウェイの中でしたが、いずれも面白い経歴の10人。

さっそく「1年後のありたい姿」を〈まるで1年たったかのように〉語るワークから始まり、皆ノリノリでかぶせていくスタイルに、本当に1年前から知り合いだったかような錯覚に陥るという罠。

これもきっと企画者の意図だったのだろうと後で気が付き、やはり『ファシリテーションは会議室で起きてるんじゃない、前日から始まっているんだ!』となぜだか裕二が熱く叫ぶシーンを回想したりして。

当日に織○裕二は参加していません

と書いていました!

ファシリテーターとしては、あえて難易度を高くしたので、上手く乗れなかったときの対応を考えていましたが、それも杞憂に終わるような、場を楽しめる素敵なメンバーだったと感じています。

一方で、発表の順番は任意にすることで、出方を伺う人や、恥ずかしくて抵抗がある人が、十分に場が温まってからワークできるようにはしていました。

実際、1名の方は「まさか、こんな活動をするとは思っていなかったw」と少し困惑していました(と言いつつ、他のメンバー同様に未来にジャンプして語ってくださいましたが)

次回はどんな場になるのか楽しみになる、そんな時間だったと思います!

まとめ・次回予告

キックオフを経て、はじめましてのメンバー同士が、お互いのことを知り合いながら、これからの活動内容やテーマ案を考えるということにしっかり取り組めた3時間でした。

また、今回集まったメンバー同士でファシリテーションの「基本のき」ならぬ、ファシリの「ファ」から一緒に研究していく、研究会を共につくっていく研究員なんだ!という意識が参加したメンバー皆に共有できた空気が流れていたように感じました。

次回は、5/14(日)13:00-16:00開催。
vol.2 「ファシリテーションってなんだろう?」をオンラインで開催します(5/8更新)。詳しくはこちらのページから。
また、5〜7月の開催日時と内容(仮)をまとめましたので、そちらのページもご確認ください。

「興味はあるけど、初回参加出来てないし、途中参加でも良い?」
「単発参加でも良い?」

といったような方々がいらっしゃると思います。もちろん大歓迎です。ただ、メンバー皆でつくっていく研究会、学び合う場・時間なんだ、ということを知った上でご参加いただけると言い出しっぺ達は大変嬉しく思います◎

研究会メンバーのやりとりはFacebookツールを活用しています。研究会にご参加して研究員であるメンバーと交流したい方は、言い出しっぺの2人(クラ、まるっち)にご連絡いただくor連絡先:torifaci@gmail.comへご連絡いただけますと幸いです。

今後の研究会情報や開催レポートの情報が知りたい方は、引き続きこちらのnoteでよろしくお願いいたします!

それでは、今後とも「鳥のファシリテーション研究会(略して、鳥ファシ)」の活動をどうぞよろしくお願いいたします🐥

レポート執筆:クラ(全体構成、ワーク以外)/まるっち(ワーク)

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