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「自己肯定感」を高める「自己決定」を促す3つのセリフ

「日本の子どもたちは自己肯定感が下がっている」
こどもたちだけでなく、大人も自己肯定感が低下しているように感じます。

日本人の自尊感情は子供から大人まで低下し続けているという記事がありました。

●日本人の「自尊感情」は30年下がり続けている…数字で見る驚きの事実
この国で何が起きているのか


『自分自身を基本的に良い人間で、好ましく、価値がある存在だと感じること、自分自身に対する全体的な評価的感情のことを「自尊感情」といいます。自尊感情は心理学の用語で、一般的に使われる自己肯定感という言葉に近い概念

出典:日本人の「自尊感情」は30年下がり続けている…数字で見る驚きの事実

こちらの記事によると、
中高生、大学生、成人の自尊感情(自己肯定感)は、いずれの年代においても、調査年が最近になるほど自尊感情の平均値が低下しているようです。

では、
日本人の自尊感情(自己肯定感)が年々低下してるのはなぜか?

こちらの記事を読んで、
子どもの自己肯定感を高める3つの言葉とは?【工藤勇一先生×松丸亮吾さん教育対談】

日本人の自己肯定感の低下に影響しているキーワードとして、自己決定と自己決定機会の環境が浮かび上がりました。

自己肯定感を高める自己決定

「自己決定していいよ」という環境を作ると、子どもは安心して、チャレンジしようとします。これは学校だけでなく、子育てでも大事なことですね。親が過剰に口や手を出すのではなく、常に子どもに自己決定の機会を与えていると、自己肯定感が強まり、自ずと自信と主体性が付いてきます。そのために大切なのは、失敗しても大丈夫だと思える安心安全な環境を作ってあげることです。

出典:子どもの自己肯定感を高める3つの言葉とは?【工藤勇一先生×松丸亮吾さん教育対談】

自己肯定感を高める自分で考えて決定したことに対する自己評価。
自己評価の高めるために、大事なのは、何事に対しても子どもが自己決定の機会を増やしてあげる環境を用意してあげること。

常に自己決定の機会を与える環境づくり

・自己決定していいという環境
・失敗しても大丈夫だと思える安心安全な環境
・トライアンドエラーで自己決定で行き詰まった時にサポートしてあげること

そういう環境がとても大事。

今、日本人が自己肯定感も自己評価も低いのは
家庭も、学校も、会社も、社会全体が、そういう環境になっていない、、、

自己決定を促す3つのセリフ


1.「どうしたの?(何か困ったことある?)」
2.「君はどうしたいの?(この後どうしたいの?)」
3.「何を支援してほしいの?(僕にできることはあるかい?)」

という3つのセリフ。
この3つはすべて疑問形なので、子どもが自分で考えて自己決定せざるを得ない。

3つのセリフを紙に貼りつけツール化する

口ぐせは中々治らないもの。

親が過剰に口や手を出す習慣、口ぐせは
意識するだけでは中々治らない。

まして、
親御さん自身もその親御さんから、過剰に口や手を出され、学校や会社でも同じ環境にある人は、尚更だと思います。

そんな方に、新しい習慣を身につけるため良いツール化として3つのセリフを紙に貼りつる方法があります。

工藤勇一さんとはなまる学習塾の高濱 正伸さんの対談のダイジェスト動画にヒントがありました。
子どもの自己決定を促す3つのセリフ

麹町中学校では3つの言葉「どうしたの?」「君はどうしたいの?」「何をサポートしてほしいの?」を職員室中に貼り、あらゆる機会に投げかけたといいます。

「どうしたの?」「君はどうしたいの?」「何をサポートしてほしいの?」
この3つのセリフは、スマホや手帳などに貼り付ければ、自分の自己決定を促すためにも役立ちそうです

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