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小さく大きな一歩を踏み出した6月

コロナが落ち着きを見せ始め、梅雨前線が本気出し始めた6月。

29歳になった6月。

noteを始めた6月。

そんな6月も昨日で終わりになり、今日から2020年も下半期に入る。

このタイミングは上半期を振り返ろうという記事が増えると思うが、私は6月を振り返りたいと思う。
2020年6月は自分にとって本当に歩幅は小さいけれど、久しぶりに1歩踏み出した月だったから。
他の人には何気ない1ヶ月でも自分にとっては大事な1ヶ月だったので、振り返り、未来の自分へ今の気持ちをプレゼントしたいと思う。

何をした1ヶ月だった?

この1ヶ月、何をした1ヶ月だったかというと

・初めて30歳を意識した1ヶ月
・noteを始めた1ヶ月
・自分のスキルで好きだと思えるものを見つけた1ヶ月
・財布を初めて落とした1ヶ月

そんな1ヶ月だった。
1つずつ説明したいと思う。

初めて30歳を意識した1ヶ月

今月29歳の誕生日を迎えた。
20歳を過ぎたあたりから徐々に意識しなくなり、最近ではただ自分を表現する数字が変わるぐらいの認識だったが、29歳の誕生日を迎えたときに急に30歳という壁がすぐそこまで来ているのだという感覚が出てきた。
この記事をたまたまでも目を通してくださった人生の諸先輩方からすると30歳になったってたいして変わらないよ、まだまだだよ。というかもしれないが、やはり10の位が変わるというのは大きなものだ。

来年30歳になる。20歳は10歳から19歳までの10年分の、そして30歳は20歳から29歳までの経験が礎になる。つまり、30歳を輝かせ、良い10年にするには20代の経験がとても大事になるということだ。更に29歳は20代のラストイヤー、締めくくりだ。是非ともいい1年にしたいと思うようになった。

簡単に言えば、もう30歳になっちゃうよ。トホホ。ではなく、30代を楽しむにはこの29歳という1年をどうすればいいのか考えるようになったということである。

そんな考えが頭をぐるぐるめぐる中、私は頭からつま先まで現状維持バイアスで満たされていることに気づいた。
おもしろいことを見つけても、一歩が出ない。平日は仕事をし、土日は奥さんと家事をして買い物に行く。そんな毎日に満足し、程よく満たされていく中で日常というぬるま湯にどっぷりを浸かり、自分と向き合うということもしなくなっていた。

何が好きで、何が嫌なんだろう。
何が得意で、何が苦手なんだろう。

小さいときからはっきりと言えたことはなかったが、あなたの好きなものは、得意なものは何ですか?と言われたときに、まだ即答できないままなんだなと改めて自覚することができた。

このままではきっと、30歳になっても同じ毎日を過ごすんだろう。
そして少しずつ少しずつ失敗しない生き方をし、偏見にまみれていき、嫌な大人になるだろう。
そう思うと、それは面白くないなぁと思ったのだ。

そして居ても立っても居られなくなり、何がしたいか考え直した時に、ライター(物書き)をやってみたい。という気持ちを思い出した。

しかし、現状維持バイアスが大好きな自分にはライターになるには何をすればいいのか調べはするものの、さぁ始めてみよう!という【ライター 始め方】と検索したら出てくるであろうサイトの最後の文を読んでは何かしら言い訳をつけて始めることを拒んでいたので、ライターになりたいという気持ちはなんとも可哀そうな気持ちではあった。

しかし、ずっと踏みにじられてきた淡い目標ではあるが、ないよりかはマシだろう。ということで29歳の最初の一歩は文章を書くということに決めた。

noteを始めた1ヶ月

文章を書くことを決めたはいいが、何を書けばいいのだろう。誰が自分の文章なんて読むんだろう。ブログをつくるとしたら準備が大変じゃないのか。そんなbut思考が頭をよぎりだしたので、29歳はそんなんじゃだめだと踏みとどまって、すぐに始められるものは何かと探して、noteを見つけて始めることにした。

このnoteを始めるという行動は今までのbut思考を優先してきた自分にとっては結構大きい出来事だった。

noteを始めるという行為よりも、言い訳をこえて行動に移したこと、最近では稀にみるファインプレーだったと思う。よくやったぞ、自分。

また同時に最初の投稿で自分に勢いをつけようと、人生の目標としておしゃれ雑誌POPYEに載るということを宣言したがこれも良かった。目標があるのはいい。何かをする上で、しいては生きる上で道しるべになる。
毎日やらないといけないことがない、という惰性から解放され行動にハリが出てくるところも目標があることの魅力である。

さらに毎日今日は何を書こうかな。と考える様になったこと、また普段考えていることを形にすることができる場所ができたことも良かった。自分の中にある瞬間的な考えを未来の自分に届けることができる。これはいい財産の残し方だと思う。

noteを始めてまだ数日だが、その一歩を踏み出したおかげで良い方向に動き出した感覚は持てている。

そして自分でも新たな発見だったのは、文章を書くことで見つかった。

自分のスキルで好きだと思えるものを見つけた1ヶ月

文章を数日書き、自分の考えを言葉にする中で、新しい発見だったこと。
それは自分の書く文章が好きだということだ。

これもライターの方々からすれば、言葉選びや構成などダメダメだよ、という声は四方八方から聞こえてきそうだが、仕方がない。

私は私の書く文章が好きなのだ。
これは文章を書く上で、そして継続する上で非常に良い効果を発揮している。
誰か楽しみにしてくれるファンがいるというのは行動する上でエネルギーになる。これをまさか自分が自分自身のファンになり、トップアスリートがよく言う言葉の意図に気づくとは思ってもいなかったが、確かにエネルギーになっていると感じるのだ。

未来の私はどうだろうか。自分の文章を、自分はどんな考えをしているのか楽しみにしているだろうか。どうか、楽しみで居続けてほしいと思う。
自分に甘い人間だが、自分のスキルで好きといえる部分は見つけられていなかったので、この気持ちは大切にしたいと思う。

素敵な自分の気持ちを理解できた部分でも、noteを初めてよかったと思う。

財布を初めて落とした1ヶ月

自分の気持ちの中で大きな変化があった6月は最後の最後に財布を落とすというなんとも締まりの悪い1ヶ月でもあった。

しかし、財布を落とすという、うっかりミスもしたこともなかったがおかげで警察署に入り、遺失届を書くという貴重な経験ができたとプラスに捉えることにしている。

財布落とした話は別の記事にしているので、興味があればそちらを読んでください。

まとめ

そんなこんなで自分なりに良い経験をした1ヶ月を振り返ってみた。

こういった振り返るという機会も「書く」という行為が生んだ副産物なので、引き続き「書く」を軸に新しい自分を発見し、29歳を色濃くしていきたいと思う。

いつか、noteからオススメされるような、自分以外にも文章を楽しみにしてくれる人がいるような文章を残せるライターになれたらいいな。

いつか、ライターでご飯を食べていけるような自分になれたらいいな。

まだまだ歩き出したばっかりではあるが、自分は30歳を手前にして好きなことで成長しようとワクワクできている。

明日は何を書こう。

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