なぜ買ったゲームができなくなるのか

忙しくて(?)ゲームができない!

ゲームができない。
steamで持っているけどプレイしていないゲーム数は36本にもなる。

steam

上記のように、私はやりたいゲームがたくさんあるにも関わらず、それらをプレイできていない。

所謂「買って満足する」という行動で、裕福なわけではない大学生の私にとってはあまり良いことではない。
持っているけどプレイしていないゲームの総額は、おそらく10万円は超えるだろう。
一本あたりの値段はそう高くないが、やはり積み重なると大金になるものだ。

プレイする気があるから買う

ここで一つ、言っておきたいことがある。
「購入時点ではプレイする気はある」
ということだ。

「プレイするか分からないけどとりあえず買っておく」
ではない
「絶対にプレイするから買う」
なのだ。

なのに何故、私はこんなにも未プレイのゲームを積んでいるのだろうか……
それを自分のためにも、私と同じ境遇の人のためにも明らかにしたい。


時間がないからゲームができない?

これは間違いなくゲームができない理由の一つだろう。
だが、この理由がすべてというわけでもない。

何故なら、ゲーム以外の趣味はできているのだ。
例えばこのnoteの執筆がそうだし、他にも映画や音楽、ランニングなどの趣味には時間を使えている。
さらには、あまり優先度の高くない趣味(?)であるYoutubeは毎日のように視聴している。

だから単に時間がないからゲームができないとは一概に言えないのだ。
では、私がゲームに取り組めない本当の原因は何なのだろう。

何故ゲームができないのにYoutubeは見れるのか

能動的な行動と受動的な行動

どんなに好きなことであれ、能動的に行動するにはエネルギーが必要となる。
例えば、英語や資格の勉強になかなか手がつけられないとか、この記事のテーマのように趣味に手をつけられないといった経験はないだろうか。

それに比べて、受動的な行動は楽だ。口を開けて待っていればいいのだから。
Youtubeをはじめとした多くのサービスが、私たちに合ったコンテンツを推薦してくれる。
インターネットの世界では、自分自身でコンテンツを選択しているように感じるだろう。だが、実際はアルゴリズムによって提示された限られた選択肢の中から選んでいるのだ。

一見この選択肢の少なさはデメリットのように感じるかもしれないが、選択という能動的な行動にかかるエネルギーを削減してくれているのだ。
(それによって我々は時間を消費させられるわけだが)

だからYoutubeやXなどはできる。ぼーっと見ていても、退屈を解消してくれる情報を与えてくれる給餌機に他ならないからだ。

実はスマホゲームならできる

スマホゲームはほとんど受動的な娯楽

私はゲームができないと言っておきながら、一つ例外がある。
それはスマホゲームだ。

例えば最近流行りの「学園アイドルマスター」というゲームは、一応SNSの話題についていけるくらいにはプレイしている。

学園アイドルマスター

実は、スマホゲームはあくまでも受動的なゲームなのだ。

腰が重いユーザは起動ができない

私は腰が重いユーザだ。腰が重すぎて、ゲームの起動すらできないからゲームがプレイできていないのだ。
だが、スマホゲームは容易に起動できる。それはなぜか。

起動すら受動的なスマホゲーム

Switchでプレイするゲームと、スマホでプレイするソシャゲを比べてみよう。
前者はスプラトゥーン3やマリオカート8などを、後者はパズドラやモンストなどのゲームを想像してほしい。

まず、ハードウェアの起動までのハードルが違う。
Switchはゲームのためだけに起動しなければならないが、スマホは普段から利用する機会が多い。
Switchの起動までのハードルが1mだとすれば、スマホの起動なんてほぼ地面の高さだ。(暇を持て余した時、用もないのに手癖でスマホを起動した経験はないだろうか)

趣味のゲームをやるぞという気持ちを持ってプレイする必要があるコンシューマゲームに対して、スマホゲームと言うのはあくまでSNSのついでという体をなしてプレイできるのだ。

起動させるための仕掛け

また、スマホゲームの大きな特徴として、ログインボーナスや期間限定のアイテム等を実装することにより、起動するだけで報酬を得られる仕組みになっている。
この仕組みは非常に優れていると言わざるを得ない。なぜならば、腰が重いユーザにゲームを起動させるという難題を解消できるからである。

例えば、先ほど例に挙げた「学園アイドルマスター」では、ガチャ1回を課金によって回そうとすると300円ほどかかることになる。
しかし、ログインするだけでたまにガチャを回すための石が貰えるため、コツコツログインしていればいつかは無料でガチャを回せる。
そのため、私のようなユーザはゲームをするプレイする気がないときも、アイテムを手に入れるためにアプリを起動する。

ユーザがアプリを起動した時点で、ゲームの運営側としては成功である。
本来能動的な娯楽であるはずのゲームをログインボーナスという仕掛けで受動的な娯楽に変えているのだ。
なぜ普通のゲームはできないのに、スマホゲームはプレイする事はできるのかという疑問に対しては、これが答えになるだろう。

どうすれば積みゲーをプレイできるのか

では、積みゲーの解消のためにどんな行動を取ればいいのだろう。

  1. 友達とプレイする

  2. 明日何をプレイするか決めておく

  3. 決まった時間に自動で起動するように設定する

私が実行して、それなりに効果があったのはこの3つだ。
だが、これにも問題がある。

この3つの方法は、ゲームの起動を攻略する方法でしかない。
ゲームを起動したはいいものの、プレイしてみたらすぐに疲れてやめてしまったということがしばしば起こり得るが、その問題に対してはどうすればいいか分からない。
情報求ム!

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