横浜フリューゲルスとサガン鳥栖と私。
横浜FC対サガン鳥栖
結果は1-1のドロー。
勝てなかったのは勿論残念。
けど私は今日三沢に来れて本当に良かった。
昨年横浜FCさんがJ1昇格決めた時点で三沢に行くと決めていた。
何より三沢は私のサッカーの原点でもある横浜フリューゲルスのホームスタジアム。
そして横浜FCはフリューゲルス消滅を受けて作られたクラブ。
元フリューゲルスサポとして行かない理由が無かった。
先程も書いたけどフリューゲルスは私にとってサッカーの原点であり、フリューゲルスに出会わなかったらここまでサッカーに夢中にならなかったと思う。
正直フリューゲルスサポーターになった理由はなんとなく。
周りの友達はヴェルディやアントラーズ、マリノスとかが好きで誰一人フリューゲルスが好きという子はいなかった。
なら僕がなろうと。
で実際見てたら前田治や山口素弘、エドゥー、モネール、アマリージャ、森敦彦。
そして当時駆け出しだった前園真聖。
あれ?カズやジーコ、アルシンドといったスターはいないけどフリューゲルス実は良いんじゃない?と思いフリューゲルスに段々惹かれていった。
だからこそその年の天皇杯でカズがいるヴェルディとジーコ、アルシンドがいるアントラーズに勝って優勝した時はめっちゃ嬉しかった。
その後セレソントリオに三浦淳宏、楢崎正剛と若手も出てきて98年には遠藤保仁も入団した。
まだ子供だった私は大人になったらお金稼いでいつか三沢でフリューゲルスの試合を観に行きたいという想いが強くなった。
しかし………それは永遠に出来なくなった。
それから約20年。
私はJはスーパーサッカー、やべっちFCを見るぐらいになった。
フリューゲルスがないJを見るのが辛かった。
一時期地元のアビスパを好きになろうと思ったけど、そう簡単に割り切る事は出来なかった(まあアビスパを好きにならなかったもう1つ理由はウ○トラオ○リも原因だけど)
だから半ば目を背ける感じで海外サッカーに没頭していった。
しかしその中で日本人なのに応援できないJクラブがないというもどかしさも日々感じていた。
そしてそんな時だった。
イニエスタの神戸加入に驚きと興奮していたら今度はサガン鳥栖にフェルナンド·トーレスがやってきた。
実は2015年のサガン鳥栖対アトレティコが私が初めて駅スタに行った日。
ただその時の目当ては断然アトレティコでトーレスは勿論グリーズマンやコケ、ガビが目当てでゴディンが不参加なのが残念なぐらいサガン鳥栖にはそこまで興味なかった。
ただ駅スタの素晴らしさや鳥栖サポさんの雰囲気に良い印象を持ったのは確かだった。
あのトーレスが今度はサガン鳥栖の選手としてくる。
そんな遠くない距離だから観に行ってみよう。
それで次に行ったのがトーレスが初先発した磐田戦。
その時は0-0だったけど、トーレスのゴールが観たいと思いそれからサガン鳥栖の試合を毎試合観るようになった。
駅スタの試合は毎試合行き、アウェイの試合の為にDAZNも加入した。
けど途中からトーレスを応援してる自分ではなくサガン鳥栖を応援している自分がいる事に気付いた。
フリューゲルスが消滅してから約20年。
時間が経ったのもあったと思う。
ただ自分の中にもう一度フリューゲルスへ向けてた情熱をまた持てるようになった事に驚いた。
だから私はトーレスには感謝しかない。
トーレスがサガン鳥栖に来なかったら今でもJには特別興味はなかったと思うし、沢山の素敵な鳥栖サポさんに出会う事も出来なかった。
そして、だからこそ今日の試合はどうしても行きたかった。
そしてまた来年もよっぽどの事が無い限り横浜FCとの三沢の試合は観に行くつもり。
私の中で横浜フリューゲルスが消える事は絶対無い。
けどそれと同時にサガン鳥栖をフリューゲルスと変わらないぐらい応援し続ける。
頑張れサガン鳥栖!!
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