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#15 脱炭素

最近、情報収集の一環として新聞を読むことにしている。そこで、何回か連続して「脱炭素」という言葉を目にした。
恥ずかしながら、環境問題に対して「SDGs」という言葉は知っていたが、「脱炭素」という言葉は馴染みがなかったので、書籍で学ぶことにした。

1.脱炭素の流れが来ている

知らないのも当然である。ニュースなどを見ていなかった間に世界では「脱炭素」の流れが来ていた。
まずは、中国。今まであまり積極的な姿勢を見せなかったが国連総会にて脱炭素を宣言した。
そしてアメリカ。トランプは脱炭素からは離れ火力発電を推し進めていた。しかし、選挙でバイデンになり、その流れは一気に変わった。パリ協定に復帰し、再び脱炭素に向けて動き始めることとなる。
パリ協定でヨーロッパ諸国が脱炭素に向けて動き始めていたが、日本はかなり遅れていた。
そこで2020年に菅総理が2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすると宣言し国内でも意識が高まった。

2.技術の進歩とコスト

二酸化炭素の削減に向けて各企業が名乗りをあげている。
例えば、東京電力と中部電力が合同で行うJeraは、アンモニア燃料での火力発電を導入しようとしたり、積水ハウスは断熱性を高め再生エネルギーを利用することで省エネを勧めたりしている。
技術が進歩しているが、問題となるのはコストである。国や市町村から補助金が出るもののまだ十分ではない。今後ますます環境に対する資金が必要になってくるだろう。

3.我々に何ができるのか

結局、大切なのはここである。知って終わりにするのか、実際に何が対策をするのか。
例えば、脱炭素を意識して電気自動車に変えたとする。電気で動く分、二酸化炭素は削減しているように思えるが、実際その電気自体が火力発電をしていたら、二酸化炭素を削減し切れているわけではない。
このように行動するにしても、知らないとやってても効果が薄いものもあるので、さらに調べていきたいと思う。
ただ、足元から行動することは無意味ではないので着実に取り組めるところからやっていきたい。

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