あなたのヤンキー漫画はどこから？
ここ数か月展開を楽しみにしている漫画の新刊が
明日１０月１７日に出る
ワクワクではちきれそう
今購読している雑誌が無い為、全て単行本派
そこココに転がるネタバレ踏まないように必死です
暗視スコープ装着して赤外線トラップ抜ける気持ちで
日々インターネットと対峙しています
明日発売の待ちわび漫画は東京リベンジャーズ
週刊誌連載なのでかなりコンスタントに発売されるし
とてもありがたがっています
リベンジャーズについて以前書いたやつ↓
オタクを炙り出す方法として有力視される
「あなたの新選組はどこから？」という質問
ヤンキー漫画にも言えるなって思って
ある程度世代を割り出せる
「あなたのヤンキー漫画はどこから？」
いやまぁそれ割り出して何ってこともないけど
ほーーん、ゆうて終わるけど
私は漫画のアツさでのぼせる体質やから
よく考えたら部活ものと同じぐらいヤンキーもの大好物
多分最古やと特攻の拓、ろくでなしBLUES
クローズ、QP、ワーストももちろん読んだ
河内鉄生の死は未だに引きずってるとこある
今まで読んだ中で一番グっときたんは
高橋ツトム先生の爆音列島
高橋ヒロシじゃなくてツトムね、ツトムの方ね
８０年代前半を舞台にした暴走族漫画
もう、すごいんやって、昭和なんやん
紙面全体から発せられる昭和み
私にとって８０年代は幼少も幼少、ほぼ赤子やねんけど
なんていうかぼんやりした記憶の中の８０年代
例えば登場人物が飲む缶ジュースのプルタブの形状やとか
喫茶店、公衆電話、壁のポスター、倫理観
細部にわたって綿密に描き込まれている
再現度、て言葉は適切じゃないな、なんて言えばいいのか…
単純に「あの頃はよかったなぁ」とか振り返るノスタルジーじゃなく
そういう時代が、確実に存在したという
歴史書物読んでる感覚に近いかもしれん
時代背景と主人公はじめ登場人物の未成熟さ
ただ甘酸っぱいだけじゃない苛立つような青春群像劇
たった３年間くらいのいわゆる「現役」である時代を
ひたすら駆け抜けてゆく
主人公が道路の白線矢印を見て
これはまっすぐ生きろって意味やていうシーンがあるんやけど
その無邪気なまでの幼さ
社会の底辺として泥臭く燻ぶる日々を過ごす人間に
その先どういう生き方が待ってるのか
少しずつ向き合っていく後半は妙な爽やかささえある
よくあるヤンキーもののぶっ飛ばしてスッキリ感は
まっっっったく無いです
そういうタイプじゃないのは確か
夜中に電気消したままフランス映画見てるぐらい
視界ずっと暗い
別にストーリーが暗いというわけじゃないねんけどなぁ
夜の場面が多いから？？彼らは夜に活動する生物やしな
少し前リバイバル連載されてたんですか？
それはよく知らんねん
でも本屋で完全版！みたいな分厚いほうのやつ出てたんは見た
えっなんか続編かスピンオフ！？思て手に取ったら
どうやら新装丁なだけやってしょんぼりしちゃった
これ好き～て人に私があんま出会わんかっただけで
知名度ある作品のカテゴリーなんでしょうな
なにせ絵がかっこよくて好きなんです
ゆうてもたらそれに尽きるかもな
人もバイクもとにかくかっこいい
そこそこの長さもあるし読み応えあり
秋の夜長に、ね、ぜひとも
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