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躁鬱人がユニクロの吸水ショーツを使ってみた

吸水ショーツとは、吸水性・防水性のある布を重ね合わせることで、ナプキンをつけなくても経血が吸収されるショーツだ。生理用品にかかるお金を節約したいと思って購入してみた。布という点では布ナプキンと同じだが、吸水ショーツは大きく違う。布ナプキンが、外出時めんどくさい(汚れたナプキンの持ち帰りとか、交換用ナプキンがかさばるとか)のと違って、吸水ショーツは基本的にまる一日履き替える必要がないのだ(もちろん、経血の量など個人差は大きいが)。ナプキンをつけない分、パンツの股の部分が嵩張らないし履き心地も良い。お手入れに関しても、布ナプキンがもみ洗い後につけ置き洗いなのに対して、吸水ショーツは予洗いと洗濯機だけで済むのもありがたい。

しかし結論からいうと、私の場合、劇的に便利、とまでは行かなかった。履き心地は確かに使い捨てナプキンより良いのだが、それよりも鬱転して風呂に入れないときにとても困った。風呂にも入れず、ましてや洗濯する気力もない鬱状態では、脱いだ吸水ショーツのやり場に困るのだ。ひとり暮らしならまだ良いが、同居人がいると、見えるところには置けないし、かといって隠して洗濯せずに放置していたらどんどん洗い落としにくくなってしまう。鬱転時なんてずっと布団にくるまっているのに、ずっとショーツを履いていて漏れてしまわないかも心配になる。

では鬱転さえしてなければ万能なのかというと、そうでもない。漏れのリスクを避けるとなると、経血の量がピークとなる 2-3 日めに使うのは少し不安だ。結果私の場合どうなったかというと、

生理1日め: いつの間にか始まってるので履き替えるタイミングを見失い、
生理2日め: 量が多いので諦め、
生理3日め: まだまだ量が多いので諦め、
生理4日め: 量が減るので生理自体を忘れており吸収ショーツに履き替え忘れ
生理5日め: 生理終了

という塩梅で、なかなか履くタイミングが難しかった。PMS により、生理前は特に元気がないというせいもあると思う。しかしせっかく 2000 円くらいの初期投資をして入手したので、鬱転していない生理時には使っていきたいと思う。

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