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まだ諦めきれていなかったんだろうか。

私は初めて、友人達の前でブログを書いている。もちろん、スマホを覗かれないようにである。

どうしても気持ちに整理が付かず、
とりあえず言葉に起こしたい気持ちだ。

散々嘆いていた恋煩いは終わったはずだ。
でも気まずくて辛い。
他の女子と話していると、そうする権利はないのに、嫉妬してしまう。
恋愛関係に発展する確率は低いのに、
それでも、私<彼女という構図が見えてしまうからである。
今も正面に座っているけれど、会話は弾まないし目も合わせられない。
外を見ても、映るのは車内だけで前の人の様子が気になってしまう。

さっきまで、カラオケに行っていた。
歌う目的より、話す目的の方が大きかった。
なんで、人は恋愛の話が好きなのだろう。
誰かを求めるのは、
本能だから仕方がない気もするが、
私は恋愛経験がないため、この手の話に参加するのは避けてきた。
今回も、いいタイミングで狸寝入りをした。
でも、しっかり耳は起きている。
私を振った人の恋愛の話を聞くのは
何度か経験したものの辛かった。
もう何もないことはわかっているし、
彼の幸せを願っているが、どうしても話の輪に入れないために、
狸寝入りをして、聞くようにしてしまう。
今回も、寝ていて良かったな。と思うところは多々あった。
誰がどこまで勘付いているかは分からないが、
一応寝ているものとして扱われた。
その後、カラオケ大好きな彼と友人(男)とが
何曲か歌ったが、久しぶりに聴いた彼の歌声は、
彼を好きだった時の私を思い出させ、
思わず、「好きです。」と、言いたくなった。
あぁ、まだ好きなのかもな。と思った。

一度、好きな気持ちに蓋をしてからは、
私の理想像と、彼が違っている点が、
何個か見つかった。

でも、やっぱり諦めきれていないのかもしれない。

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