スキ!の嬉しさと怖さ

初めてのnoteの投稿を終えての心境。
”自分は意外と欲深い人間だった”というのが正面からつきつけられたかんじ。

「とりあえずなんか書いとこ。」
「別にどう思われたっていいや。」
「まだまだ初心者だし。」
そう思って投稿した気持ちはまったくの嘘ではない。

それでも投稿ボタンを押すときに、
「スキ!してもらえるかなあ…」
というほんの少しの期待感と不安感があったのが正直なところである。

そんな心境のなかでもらえたスキ!は、嬉しかった。
承認欲求が満たされた。

「べ、別に他人の評価なんて気にしねーし!」みたいな
”他者に左右されない自分”
でいようという気持ちもあったけれど…

正直に言う。人に評価してもらえることはわりと嬉しい。
わたしは承認欲求が満たされる嬉しさを知ってしまった。

きっとそのスキ!には、評価とか認めるとかまでの気持ちはないのはわかっている。それでも嬉しいもんは嬉しい。
(なんせわたしはnote初心者だ!)

ところがどっこい、嬉しい感情とともに、恐怖の感情も湧いてくるのがわたしの思考の癖で…
どのような恐怖感かを簡単にいうと、
「もっとスキ!が欲しい」
という欲求をもってしまうことへの恐怖。

過去にインスタグラムで”いいね!”の数の表示がなくなってしまったのも、こういう一因があったような気がする。違ったっけ?

スキ!の数を気にする人としない人。
もっと増やそうと向上心をもつ人ともたない人。
人間十人十色なので、感じ方はそれぞれ。
みんなちがってみんないい!のだけれど…

わたしは他人の評価はわりかし気にしてしまう性質である。
こればっかりは自分で認めてしまうしかない。
そんな人間が人の目に触れる場所で、
アウトプットをしてしまって大丈夫だろうか。

はー、怖い。
怖くて文字を綴る手が止まった。
投稿への勇気を出すのに10日間程かかってしまった。
わたしはこれから先、スキ!の数に自己評価を重ねてしまわないだろうか。

いつもの悪い癖で頭の中を無駄にぐるぐるとしてしまったが、
考え続けるのも面倒になってしまったので投稿する。
どうしようもない恐怖感はもったままで。


これまでアウトプットに参加しないことで守られてきたわたしの精神の安定は、果たして崩れてしまうのだろうか。
自分自身の承認欲求との闘いのゴングが
いま、鳴らされた(カーーン!)


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