【とりけんフェスvol.➀】とり肉の歴史
近年、サラダチキンやから揚げ専門店の増加、鶏肉を用いた韓国料理の人気など身近な食材で普段の食卓にも並ぶことが多いとり肉!
そんなとり肉はいつから食べられていたのか?今回はそんなとり肉の歴史ついて紹介します♪
最後にはとりけんフェスの1番目のキーワードを記載しているのでぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです♪
とり肉の歴史
1.日本ではいつ頃から鶏肉を食べるようになったの?
鶏はもともと日本には存在せず、日本に伝来したのは弥生時代の初めごろと言われています。到来のルート、到来した場所など諸説ありますが、弥生時代のものと思われる鶏の化石が長崎県や福岡県で見つかっています!
当時、鶏は時を告げる聖鳥として大事に扱われていていましたが、古墳時代になると農業に従事する人たちの間で卵を産まなくなったら絞めて食べるようになったそうです!
そんな昔から鶏肉が食べられていたなんてびっくりですよね!ちなみに日本で肉食が始まったのは旧石器時代からだそうで、出土した石に付着したコレステロールを分析した研究では、旧石器時代の人たちは焼肉をしていたようです♪
今でこそ焼肉を当たり前のように食べていますがこんなはるか昔から焼肉をしていたなんて驚きですね!
2.昔は卵の副産物として鶏肉が食べられていた
卵を産まなくなった鶏(廃鶏)を食べる文化は古墳時代から続き、飛鳥時代に食肉禁止令が出てからもひっそりと鶏肉を食べていたそうです。その後江戸時代に養鶏業が広がりますが、現代の私たちが日頃食べている「若どり(ブロイラー)」を育てるようになるのはなんと明治時代に入ってから。それまでは卵を産まなくなった鶏を食べるのが当たり前の時代でした。
とはいえ江戸時代には鶏肉を食べる文化も広がり、江戸時代の料理本「料理物語」という書物に鶏肉の食べ方など様々な調理法も広がりました♪
3.鶏肉が牛肉より高価な時代
明治以降、外国から輸入した外国種との交配の研究が進みました。まだ一般的に流通するほどではなく、戦前までは鶏1羽が1週間分の給料に匹敵するほど高額だったそうです!時を経て昭和になり、ブロイラー産業が本格的に開始されると昭和40年頃から生産量が増え、安価に流通することが可能になりました。低カロリー高たんぱくでお手ごろな価格で買える鶏肉がほんの50年前ほど前までは大変高価な食材だったなんて驚きです。
4.まとめ
・古墳時代から鶏肉を食べていたが、卵を産まなくなった鶏を食べていた
・昔は牛肉より高価な食材
・鶏肉が安価に流通するようになったのは最近になってから
・焼肉ブームは旧石器時代から
5.とりけんフェスのキーワード
とりけんフェスプレゼント企画の最初のキーワードは「国」
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