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#03華麗なる舞曲

こんにちは、とりです。

今回紹介する曲はこちら。

華麗なる舞曲/C.T.スミス

「華麗なる舞曲」、曲名を聞くだけで優雅な貴族な気分になりますね。

この曲は、スミスがアメリカ吹奏楽界の中で最高の実力を持つとされるアメリカ空軍軍楽隊のために作曲した曲です。

その技術力の高さから「吹奏楽最高難易度の曲」なんて評されることも多いくらいに技術が問われる曲です。

スミスの曲の特徴として、金管楽器に求められるハイトーン、木管楽器には高速のパッセージを求めることが多いです。

華麗なる舞曲はトランペットのファンファーレから始まり、木管楽器の高速のパッセージ、全てスミスらしいです。華麗なる舞曲の名にふさわしい華やかな曲調で、前半部分は各パートのアンサンブル力、コロコロ変わる和音、速いパッセージをどれだけ合わせられるかが肝になります。

中間部は各ソロ楽器によるレベルの高いメロディ、特にホルンの高音が私は好きです。ソロの速いパッセージをさらっと吹きこなしてしまう高校生、、すごいです。中学生バージョンもあるんですけど。

中学生でこんな速いパッセージも完璧に吹きこなして、ハイトーンもバンバン鳴らして、尚且つこの綺麗な音色。何者なんですかこの子達は、、、。前世でそれだけの徳を積んだらこうなれるのですか、、、教えてください。本当に努力の賜物です。

後半は今にも踊り出しそうなメロディですよね。皆さん何事もないかのようにさらっと吹いてますけど、結構すごいことしてますよコレ。なんでこの曲の終盤でこんだけのハイトーンばんばん鳴らせちゃうのあなたたち。お姉さんは怖いよ。

終盤は前半に出てきたメロディの伏線回収ですね。なんでこんなに壮大な曲が書けるんでしょうか。アメリカ1の吹奏楽団体に曲を提供することを前提にしてたからですか?こんな曲吹けるようになりてえ。


この岡山学芸館高等学校の演奏は文句なしに上手いですね。いうことない。完璧すぎて全私が嫉妬してます。高校生がこのレベルで吹けてしまうことが怖いです。ソロも完璧じゃないですか。ずれることを知らない縦の揃いように関してはもう、同じ人類としてきもいです。ちゃんと褒めてますよ。

まあそれを年齢的にさらっと超えてくるのが上磯中学校なんですけど。なんですかあの透明感溢れる音は。北海道で楽器吹いてたらあんな透明感で吹けるようになるんですか。教えてください先生。中学生が、アメリカ空軍のために作られた曲を吹いちゃうんですよ。なんですかこの世界。素晴らしいじゃないですか。この世界線に生まれたことを誇りに思いますよ。私が死ぬときは彼ら彼女らにホールで私のためだけに演奏して欲しいですね。ええ。


とまあ、今回もきもい分量なんですけどいかがでしたか?

全然この曲に関しても、他の曲に関しても、語る時の語彙力が圧倒的に足りないし、知識量もまだまだ足りないなと痛感します。吹奏楽ヲタクの皆様、こんな私が吹奏楽曲をわかったような口で語ってしまい申し訳ありません。全関係者の方にお詫びします。まあやめないですけど。

しがない専門学生の戯言と思ってください、えぇ。


ではこの辺で。またねー!!

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