私の一部
よく考えたら、がん細胞も私の体の一部だった。
私の中で、少しずつ成長してきた。
今まで知らなかっただけ。
それならば、
嫌うより、愛を込めて消えてもらおう。
「がん細胞ちゃん、大切なことが分かったからもういいよ。私は大丈夫だよ。消えてなくなってね」
がんにより、色々なことに気づかされ、色々なことを考えた。
行動も変えた。
何がいることで、何がいらないことかも分かった。
この世のできごとは、全て意味のあること。
出来事に対する思考、気分、行動、心身の反応の循環を良いものに変えていく。
それを、もうそうしなければいけない時が来ていることを、がんは教えてくれているのだろう。
そして、免疫細胞にエ-ルを送ろう。
「NK細胞ちゃん、身体中の細胞を健康な細胞にしてね」
メッセージを毎日送ることにした。
私の体なのだから、主は私だ。
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