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炭水化物は太るというウソ

詐欺事件が起こると加害者はもちろんですが、被害者にも
「注意が足りなかったのでは?」と批判がでることがあります。
確かにそういう見方も理解できます。

ただ、どちらかというと事を起こした加害者の方が悪さの度合いは
大きいと思うのです。
ましてや騙した方が専門家など社会的に信用されている立場の人で
あれば、100%騙した方が悪いと非難されてもよいのではないで
しょうか。

炭水化物(正確には糖質というべきですが)を食べると太る、太りやすい
というのはどういう意図で言われているのでしょう?
白衣を着た方がテレビでそう話しているのを聞いたことがあります。
毎日おにぎりを1個だけ食べ続けたら、他に何も食べなくてもそれだけでどんどん太れるということでしょうか?

血糖値スパイクが起きたとしても、それでもやはりカロリーオーバーを
させないと太れないわけですから、「炭水化物を食べ過ぎたら太る」と
正確に伝えるべきだと思うのです。

普通に食事をすれば50~60%のカロリーは炭水化物由来になりますから、
そこをカットすれば痩せやすくもやると思います。
でもそれも炭水化物をカットしたからというよりは摂取カロリーが減った
からというのが正確でしょう。

「食べ過ぎたら太る」では面白くないのはわかります。
ただ、専門家であれば誤解を招かないようきちんと伝えるようにするべき
だと思いますし、そこにプライドも必要だと思います。

三大栄養素の一つとして、炭水化物は健康に生きるための大切な栄養素
なのですから、まるで悪いものかのような印象を与えることは好ましく
ないのではと思います。


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